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しげPの「東京たべある記」

藤井聡太憧れの地 インスブルックを訪問 ミュンヘンから電車 ロープウェイで頂上まで

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

動画はこちら

さて、今回のヨーロッパ15日旅行も13日目。14日目と15日目は移動日なので実質的に旅行の最終日である。

今回、12泊15日の旅で4泊をロンドン、4泊をナポリ、4泊をミュンヘンに割り当てた。ロンドンもナポリも行きたい所ばかりで4泊でも絞るのが大変だったのだが、ミュンヘンではかなり迷った。

自由に観光できる3日間の中日をノイシュバンシュタイン城に当てるのはすぐに決まったが後が決まらない。

実は実際にミュンヘンに着くまで、詳細は決まっていなかった。

1日目は状況を考えてのんびり過ごす事にした。実際は疲労はそこまでではなかったが、おじさんは無理をしたらヤバい。

この日はビアホールに行き、観光は市庁舎付近の徒歩で行ける所のみ。今までずっと一日二万歩ペースだったが、一万歩以下に抑えた。昼寝もしてゆっくり英気を養った。

さて、3日目はどこに行くか?最悪ミュンヘンあるいはミュンヘン近郊でも良いのだが最初にミュンヘンの地図を見て以降気になっている場所があった。

まず、ミュンヘンの位置だがドイツのかなり南。例えばベルリンまで鉄道で行くと6時間もかかる。ドイツの行きたくなるような都市はどこも近くない。

一方国境を越えたオーストリアの2都市、ザルツブルクかインスブルックは電車で2時間。

知名度ではモーツァルト生誕の地ザルツブルク。しかもミュンヘン発の1日ツアーもある。楽したいならこちらだろう。

しかしインスブルックには個人的にどうしても行きたい理由があった。

それは将棋界の至宝藤井聡太さんが最新の将棋年鑑のアンケートで行きたい都市にインスブルックをあげたからだ。

驚いたのはその後の動き。オーストリアの観光公式さん(おそらく日本人)がすぐにその話に反応。でタイトル戦をインスブルックに誘致したいと言い出したからである。

将棋のタイトル戦は最近では棋聖戦、かつては竜王戦が何度か海外対局を行った実績がある。

現在の藤井人気を考えればいつか実現してもおかしくなかろう。鉄道マニアとしても知られる藤井名人は現地でヨーロッパの鉄道も堪能したいはずだ。

もしそれが実現すれば藤井名人より先にインスブルックに行った事になるので鼻が高い。将棋ファンの友人達にも自慢できるはずだ。

また、インスブルックはミュンヘンから直通で行ける上に街自体も小さい。さらに、なんと2,000メートル超えの山頂までケーブルカーとロープウェイだけで行けるらしい。

これらが決め手になりインスブルックに行くことにした。

当日はミュンヘン中央駅の近くに宿泊していたのでインスブルックへは本当に約2時間。電車移動メインの楽な日帰り旅行になるはずだったが。

さて乗車するまではミュンヘンからインスブルック行きの列車はガラガラと想定したのだが、実際は全然違った。

切符はすぐに買えたのだが、行き先掲示板をいくら見てもインスブルック行きがない。なんとインスブルックはイタリアのヴェローナ行きという長距離列車の途中駅だったのだ。

国境を超える列車は一部の特急だろうという勝手な思い込みは覆された。まあ、国境といってもパスポート検査がある訳ではなくEUという1つの国なのだから当たり前なのか。

そして電車に乗って座っていると発車前にそこは自分の席だという感じでどかされる。こちらは英語でなぜだと言うのだが、英語をまるで話せないイタリア人が相手だった。

感じの悪い奴でなかったのは良かったが、どういうことだ。まさか指定席?

こんな時にスマホを使えると便利だ。ドイツ、鉄道、指定席みたいなワードでググるといくつか分かりやすいサイトが見つかった。

ドイツの列車は確かに指定席だが、指定された席に人がいないと座れるらしい。そこそこヨーロッパで鉄道に乗っているけどこのシステムは初めて。

例えば85番はInnsbruck Hbf-どこどこ とあるので、インスブルック中央駅からどこどこまでは指定されているということ。

今自分はミュンヘンにいるのでインスブルックまでは自由席ということだ。

ふー。空いてる席を見つけて無事に座れたけど冷や汗かいたぜ。

インスブルックは可愛い街だった。

家が複数のパステルカラーでペイントしてあるのが良い。

オーストリアはウィーンに行ったことがあるだけだが、とても印象が良かった。治安が悪いはずはないと勝手に思って前調べしなかったが実際にそうだった。

ケーブルカー乗り場まで中央駅から1Kmくらい歩いたけどまるで不安はなかった。

ただ最近はスウェーデンなど治安が良くて有名な国が猛烈に治安が悪くなった例もあるので、多少は調べておいた方が良かったかも。

こちらはチケット売り場。売り場の前にアプリがあってアプリで買うと10%オフになるとか。前売りとかでなくその場であるのがすごい。

しかし頂上までの切符は50ユーロ。後で請求書を見たら8,434円。安くはないわな。

そしてこの後悲劇が襲うのは動画を見てくださった方はご存知と思うが。

こちらから頂上に行くには、①ケーブルカー②ロープウェイ③ロープウェイ。ロープウェイに2回乗る必要があるが③のところで下に行くロープウェイに乗ってしまった。

再度登れるかと思いきや切符は厳密に一回しか使えないらしい。ごねたが無駄だった。諦めてチケットを買ったら28ユーロ。日本円4,747円。

まあ、お前が間抜けだからいけないという声も聞こえてきそう。ただ、自分だけでなく同じクレームを言っている人間が同じ場所にいた。間違いやすいのは間違いない。

ただ、何を言っても負け犬の遠吠え。

旅行はこんなことも含めて余計な出費がかかるもの。今回はこれと、荷物超過で取られた1万円が痛かったな。

ただ山頂からの景色は超絶景。

この辺はやはり動画で見てほしいですね。

また、下山後散策したイン川周辺の景色もすごく素敵だった。

町並みはカラフルだし、なんといってもイン川の色。日本でもどこかでこの色の川見たことがあるけど、なんかいい色だよね。

ロープウェイは高かったけど、この後食べたハンバーガーはミュンヘンと比べると大分リーゾナブル。ドイツよりオーストリアの方が物価が安い事は間違いなさそう。

いずれ、のんびりオーストリア一周の旅をしてみたいものだ。

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

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