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しげPの「東京たべある記」

【こんぴらさん】金比羅宮(御本宮)と本宮から奥社(1368段)までの見どころ

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

金比羅宮の参道から御本宮まで785段の石段の見どころや難所についてはこちらの記事をどうぞ。

本記事ではようやくたどり着いた御本宮=金比羅宮の見どころ、および、御本宮から自然豊かで神々が宿る森と雰囲気を色濃く感じる奥社=厳魂(いづたま)神社への向かう参道の見どころや難所を詳しく解説します。

金比羅宮(御本宮 785段目) の見どころ

御本宮 (金比羅宮)

 

御本宮で参拝するのはもちろんのこと、それ以外にもこちらでしかできないことがいくつかあります。

1つは高台から琴平の町を見渡すこと。

随分高いところへ登ってきたんだなぁと実感できます。

そして御本宮でしか買えないものがあります。

それが「幸福の黄色いお守り」。

この広告は所々で見かけました。商魂たくましいと一瞬思いましたがとんでもない。これだけのものを見させてくれているのに入場料の類は一切かからない訳ですかね。

金比羅宮くらいになれば全国から莫大な寄付も集まるとは思いますが、それでも維持費は莫大なはず。自分としては「幸福の黄色いお守り」を買うことでせめてもの入場料代わりにしました。

神札授与所@金比羅宮

 

「幸福の黄色いお守り」が売られているのが「神札授与所」。 神職・巫女さんからお金の代わりに授与という形で受け取ります。

1つ「幸福の黄色いお守り」800円。この際だからと日頃お世話になっている人にもお土産に購入しましたが、皆喜んでくれました。この黄色の色がきれいだと評判良かったです。

そしてここには特別なおみくじがあります。

「開運 こんぴら狗みくじ」。

431段目、神馬の近くにこんぴら狗の銅像があることが前回書きました。

こんぴら狗の銅像@金比羅宮 431段目付近

 

江戸時代、こんぴら参りに行けない人が、行く人に飼い犬を託して自分の代わりにお参りをしてもらったという話があります。その犬のことをこんぴら狗と呼んでいるのですね。

その犬の背中におみくじが入っています。面白いアイデア。1回100円は良心的。

子供の頃からおみくじで大吉を引いた記憶はほとんどないのですが、この日は大吉が出ました!単純にすごく嬉しかった!

 

 

御本宮(785段目)から白峰神社 (923段目)

さて御本宮から奥社に向かいます。

奥社は1,368段目にあります。

御本宮から1,368-785であと583段!自分は最初は行かないつもりでしたが、「神椿」で食べたパフェのおかげでエネルギーが残っています。行かなきゃというテンションになっていました。

なお、石段の坂が急なところはほぼ最後に集中しています。これでもかというくらい急な石段が続きました。

途中まで比較的なだらかな坂で油断していました。汗。

御本宮(785段目)から常磐神社 (832段目)

奥社への道スタート@御本宮 金比羅宮

 

御本宮のずっと右側に「奥社」と書かれた「→」があります。ここがスタート地点。

急でない石段を登っていきます。人とすれ違うことも少なくやはり奥社まで行く人はかなり少なく感じました。

途中で赤い橋が見えてきます。

真井橋@金比羅宮

 

こちらは809段目の 真井(まない)橋です。その下は真井渓。白峰神社へ600mという標識があります。

しばらく歩くと神社がありました。

常磐神社@金比羅宮

 

832段目の常磐神社です。

常磐神社 (832段目) から白峰神社 (923段目)

ここからはやや急な石段もありました。

ただそこまで辛くはなく無事に白峯神社にたどり着きます。

白峯神社@金比羅宮

 

朱色が美しい白峰神社の御祭神は崇徳天皇。この付近は紅葉の大樹が多く、「紅葉谷」と呼ばれているそうです。

 

 

白峰神社 (923段目)から奥社 厳魂神社 (1,368段目)

白峰神社 (923段目)から菅原神社 (974段目)

石段が急になってきました。白峰神社から少し登った所に菅原神社があります。

菅原神社@金比羅宮

 

菅原神社の御祭神はそう、あの菅原道真。讃岐守を務めたこともあるそうです。

ここから奥社まで400段近く神社はありません。

ただ1,091段目に「卯花谷休憩所」、1,261段目に「手水舎」という朱色が特徴的な休憩所があります。

菅原神社 (974段目)から奥社 厳魂神社 (1,368段目)

ひたすら急な石段が続きます。

ただ途中で平坦な道もありました。先の方に赤い建物が見えます。

 

卯花谷(うのはな)休憩所@金比羅宮

 

こちらが卯花谷休憩所。1,098段目です。まだ300段近くあります。

 

 

距離的には奥社まで200mだそうですが、めちゃキツイ200mです。

ひたすら急な石段。これが奥社まで続きました。

手水舎@金比羅宮

 

「手水舎」は1,261段目。後100段です! いったん途切れかけた力が再び湧いてきます。

あともう少し。

着きました!これが間違いなく奥社だよね?

奥社 (厳魂神社)@金比羅宮

 

自分の勘違いだったらしゃれにならないのでネットで確認しまいしたが間違いないようです。ふー、やっと着いただぜ。

奥社の正式名称は厳魂(いづたま)神社。

なにかその名前を象徴するかのように厳魂神社には断崖があります。

これ以上先に行くのは厳しそうでこちらが終着点なのも納得です。

奥社にも御守所があり開運おみくじやお守りの授与を行っています。

「あの神主さん、毎日登っていらっしゃるのかしら、大変ね」と言っていた旅行客がいました。同感ですが、おそらくこちらの担当になるのは大変名誉なことと想像します。

御本宮よりも更に良い景色が見えました。

ということで、今回は御本宮および御本宮から奥社までの見どころを解説しました。

この参道は途中までは比較的楽ですが、最後の400段くらいがかなりキツイです。自分は特に体に異変はありませんでしたが、しばらくは歩きたくない気分でした。

あまり無理はせずに、体力に自信のある方が体力に余裕がある場合のみチャレンジするのが良いかと思います。

 

 

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

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