Helpful Tips for Traveling

しげPの「東京たべある記」

行けば行くほどハマる!気軽に行ける香港旅行が超オススメな10の理由

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

香港にハマってここ数年は毎年のように行っています。

自分は海外の国の好みも食の好み同様に雑食で、1つの場所に複数回行くことは珍しいのですが、香港は行けば行くほど好きになります

2018年の4月に行ったばかりなのにもう禁断症状がでちゃうほど。

しかし自分がこれほど大好きなのに、 香港では日本人観光客はまばら

前回の香港旅行ではなんと日本人らしき集団に一度も会いませんでした。かつても日本人の海外旅行デビューの定番の地だったのに。

現在、本屋に行くと、台湾が大ブームであることがよく分かります。特に日本の女子は台湾に夢中のよう。よく分かります。自分も台湾は大好きです。

しかし、日本からの距離もさほど変わらず、グルメが超充実していて、なんちゃって中国なところなど台湾と香港はそっくり。日本への観光客もすごく多く親日であるところもそっくり。

日本の女子たちよ。もっと香港に行け!

ということで、今回は非公認香港親善大使のしげPが香港の魅力を熱く語っちゃいます。
(最後に「ここはイマイチだよ香港」もあり)

香港はグルメが超充実

言わずもがなの感じすらするくらい有名な香港グルメ。今までに散々美味しい思いをしてきましたが、最近気づき始めたのは自分は香港料理のほんの一部しか知らないということ。

まだまだ香港グルメ初心者の自分ですが、以下の3つは絶対に行ったら必ず食べて欲しいです。

お粥

モーレツに美味しいです。お粥に対する概念が変わります。

羅富記@上環

 

見た目はこれ以上なくシンプル。逆インスタ映え。汗。

しかし、日本人が抱くお粥は「病人が食べるもの、二日酔いの時に食べるもの」といったイメージとは180度違うものと断言します。

とにかく、スープが美味しい。鶏や豚や魚などをガンガン使った出汁が感動レベルの美味しさ

手の混んだスープは日本の美味しいラーメンと同じと言い切っちゃいます。

米は粘り気のないインディカ米を使っているせいか、さらっとしていてもちろんトロトロ。(スープも日本のお粥と違いべたつかない)

中に入れる肉(牛、豚、鶏)や魚なんかもとろっとろ。

最近はでは東京でも数軒、香港風のお粥を出す店が出現しておりますが、お粥を食べるために香港に行く価値があると思うほどです。

庶民の食べ物なので500円も払えば有名店でめちゃ美味しいお粥が食べられるのもポイント高いです。

蝦雲呑麺 (エビワンタンメン)

香港といえばエビです。海老といえば香港です。

実は最初に香港に行ったのは2012年なんですが、その時香港通の友人のアドバイスは「とにかく海老ワンタンを食べろ」だったんですよね。

何洪記@香港国際空港

 

とにかく海老ワンタンがぷりぷりで素晴らしいです。当初はこんな太ったエビいたっけ?と思っていましたが、いません。

香港のエビワンタン小エビの集合体なんですね。しかし食感は太ったエビ!

自分のようなエビ好きな人は、いやそうでなくてもこの上なくハマるでしょう。

海老ワンタン麺も庶民の食べ物なので500円くらいで食べられます。無名店で食べても美味しいですが、個人的には「何洪記」のようにスープもエビ出汁のものがより好みです。

飲茶 (点心)

添好運@八角

 

飲茶の美味しさは説明不要だと思いますが、やはり特筆すべきはエビ。この海老の蒸し餃子ですが、これでもか、とたくさん海老が入っています。皮はもちろん、もちもち。

ちなみに2018年に東京・日比谷にも出店しました添好運は世界一安いミシュラン一つ星店として有名で、3皿くらいなら1,000円でお釣りがきますよ。香港では。東京だと倍以上とか。

ところで香港の飲茶はかつては昼間しか食べられないと言われたものですが、一日中食べられる店が増えています。夜でも食べられますよ。

香港グルメに関しては旅行記の以下のページに詳しく書いていますので、よろしかったらどうぞ。

 

 

香港の交通網は超充実、種類が豊富で快適

香港エアポートエクスプレス

空港から中心部まで時間がかかる都市だと疲れちゃうんですよね。その点、香港はかなりの優等生。

香港エアポートエクスプレスを使えば、香港国際空港から30分位内で香港中心部へ行くことが可能です。

香港国際空港から九龍まで22分。香港(中環)駅まで24分。高速鉄道なのに本当にあっという間。しかも一日中10分間隔で走っているので待つ必要もなし。予約も不要。

世界的に見てもこれだけ都心部へのアクセスの良い空港はあまりないのではないでしょうか?

一方で我が日本は、ようやく長旅の末に成田に到着したと思ったら、京成スカイライナーや成田エクスプレスが30分待ちとか1時間待ちとか普通にあるので嫌になっちゃいます。ただでさえ遠いのにね。

MTR (地下鉄)

香港中かなり広範囲に張り巡らされています。更に拡張中。本数も多いし、遅れもめったにないし、安いし快適です。

全駅かどうかまでは確認していませんが、たいていの駅にホームドアがついているので線路に落ちる心配もありません。

プラスチックの椅子は快適とは言えませんが安いから仕方ないですね。(MRTの初乗り料金は60円くらい)

トラム

香港のトラムは2階建てのスリムというよりスキニーなやつです。レトロな感じが最高です。特に中はすごくレトロで、100年くらい使っている?感じがします。

外から見るとどのトラムも色や広告が違うので同じトラムってあるの?って感じで見ていて楽しいです。

バスよりはるかに遅いので急いでいる時には向いていません。トラムが走っているのは香港島だけです。料金は一律2.6香港ドル(40円弱)。激安です。本数はかなり多いので待ち時間はあまり要りません。

バス・ミニバス

バスは基本、ロンドンさながらの2階建てバスで車両も新しく快適です。バスとミニバスでそれこそ香港全土を網羅している感じで、離れた島以外はだいたい行けるのでは?と思います。

行き先表示がが知らない場所だと、旅行者はひるみますが表示は親切だし、便利なアプリもあります。

地下鉄で数駅で行けるような場所でも、地下鉄はかなり深い所にあるのでバスの方が楽なことも多いです。

最初に香港に行ったときはこの便利なバスを全く使わなかったのですが、最近はかなり使えるようになりました。

ミニバスは途中駅がなく、いきなり始発の次が終点なんてこともあるので時間のロスを防げます。ただ古い車両はかなり豪快に揺れますけどね。

スターフェリー

尖沙咀と中環、尖沙咀と湾仔を10分くらいで結ぶスターフェリー。

レトロな感じが最高です。運賃は2.7香港ドル(40円弱)で激安。シンフォニー・オブ・ライツを見ながら乗船といったことも可能です。

観光客と同じくらい地元民も利用しています。

船員(もちろんおっさん)がセーラー服を来ているのが可愛い。

なお、上環からマカオへ行くフェリーも出ています。港町香港。水路での移動は生活の一部という感じです。

 

 

ホテル以外は物価が安い

香港は狭いのに人口はたくさん。さらに政府の無策(との噂)もあり香港の土地はベラボーに高いです。

どれくらい高いかというと高いと言われる東京の2倍はかかると言われています。1ルームマンション借りると月に20万くらいとか。。。

銅鑼湾は世界一家賃が高い場所に選ばれたことがあるほど。銀座やニューヨークよりも高いってことですね。

とういことで、ホテルも高い土地代に比例して高いです。一泊500USドルを超える高級ホテルは東京よりもはるかにたくさんあります。

自分は頑張って1万円以内で済まそうとしていますが、季節によっては全然無理だったりします。なのでホテル代はある程度覚悟して下さい。

しかし、食費・交通費は安く済みます。

食材は中国大陸から入ってくるので安く仕入れることができる。それを反映してかレストランはさほど高くありません。

もちろん金持ちの集う街なので超高級な店もありますが、自分のような庶民は1,000円もあればかなり満足のいく食事ができます。

交通費はMTRもバスも100円以下から。タクシーの初乗りも300円以下という感じで日本と比べるとかなり安いです。

買い物やマッサージなども庶民的な店なら安く済ませることができます。

東京から飛行機で4-5時間。飛行機の本数が多くマイルの特典旅行も取りやすい

東京から香港までは飛行機で4,5時間程度。ちょうど良いです。時差も1時間しかないし本当に疲れません。

また、羽田・成田からはANA・JAL・キャセイパシフィック航空と大手キャリアに加え、香港航空、バニラエア、ジェットスター・ジャパンとLCCも充実しています。

LCCなら往復1,2万とかびっくりするような価格で行けることもあります。

また自分のようなANAマイラーは香港便は予約がしやすいというメリットがあります。

マイルは貯めたけど、使おうとしたら予約が取れないというのはよくあることですが、香港便なら2週間前でも取れることがあります。

そしてローシーズンならエコノミーで17,000マイル、ビジネスでもわずか35,000マイルでチケットが取れます。

しかも一日一便は大型機も飛んでいるので、普通は中・長距離便でしか採用されないスタッガードシートの利用が可能です。

詳しくは知らないのですが、35,000マイルでこのほぼフルフラットのスタッガードシートに乗れる便はほとんどないと思います。

しげPが実際にスタッガードシートに搭乗してきた記事は以下にあります。

観光・グルメ・ショッピングスポットが狭いエリアに密集している

香港一の繁華街は尖沙咀だと思います。ビクトリハーバーに隣接したこの地は夜景を眺める名所です。

尖沙咀のある九龍側では、油麻地、旺角あたり、そして香港島は上環から銅鑼湾あたりの狭い範囲に観光名所もショッピング、グルメスポットも密集しているのであまり移動する必要がなく楽しめることができます。

最初に香港に来たときはこの辺りを無目的に歩くだけでもかなり楽しかった記憶があります。

実は香港は郊外の観光も充実しているのですが、ランタオ島での大仏見学、ドラゴンズバックでのハイキング、そして香港ディズニーランドなども1時間以内で行くことができます。

狭い香港ならではのメリットですね。

 

 

新旧入り交じった街だが、レトロ香港が良い感じ

昔からの香港名物といえば、この目立つの看板でしょう。この手の光景は至る所で見ることが出来ます。バスやトラムの二階席からのんびり眺めるのも楽しいですよ。

そして近代化が進んだ反動で、香港ではレトロなカフェがブームになっているようです。

ここはどこの入り口か分かりますか?ヒントは正面によく見慣れた女性がいますよ。

そう、これがなんとスターバックスコーヒーです。旺角にあるのですが、雰囲気が最高で最高は香港に行くたびに立ち寄っています。

気候が温暖

沖縄より南、台湾より南なので当然温暖です。真冬でも10度を切ることは稀なようで、2016年に41年ぶりに雪が降ったときは大騒ぎになりました。市民は厚手の服も持ってなければ、暖房器具も持っていないわけですから。

ちなみに2018年4月初頭に行ったときは半袖だけで長袖は一度も使いませんでした。最高気温は30度超えてましたから。。湿度も高いのは厄介ですが、日本と似ているため順応しやすいと思います。

治安が良い

一説によると日本よりも治安が良いと言われる香港。その真偽はともかく、今のところ危険な目にあったことも物を盗まれたこともありません。あえて危険なところに近づかなければ危険な目に遭うことは少ないと思います。

自分は、治安を測る尺度して夜に女性が1人で歩いているかどうかを観察するのですが、香港では夜の11時くらいでも学生らしき女性がごく普通に歩いていました。少しでも治安の悪い国では絶対に見られない光景です。

Line・Twitter・Facebookが普通に使える

タイトルを見てなんのこっちゃという反応もありそうですが、中国大陸ではLINEもTwitterもFacebookも一切使えません。

噂には聞いていたのですが、かつて上海に着いた途端にLINEが使えなくなった時は不安になったものです。まあ数日くらいどうってことないのですが。

その点香港はデパートに熊のブラウンの巨大ぬいぐるみがあったりとLINEがかなり普及します。半数くらいの市民が利用しているとか。もちろんFacebookもTwitterも問題なし。

ところで、最近は何かと大陸から干渉されることの多い香港ですが、LINEが使えなくなったら本当にヤバイと思います。

行けば行くほど新たな興味が芽生える

食べ物に関しては、行くたびに食べたいものが増えます。例えば前回初めて知ったこの腸粉。

別に腸は使っていないようですが、春巻きをモチモチにしたような不思議な食感ですが美味い!初めて大根もちを食べた時にような興奮を覚えました。中には様々なものが入るそうです。

これに限らず地元の人が食べているのも見ると不思議なものが多いです。好奇心をそそられます。

また、観光に関しても前回は郊外まで小旅行しました。

ドランゴバックでハイキング。大都会から少し離れたところにこんな大自然があったとは!

西貢でシーフード。こちらはシーフードの楽園でした。

こんな感じで行きたいところもどんどん増えます。

今一番行きたいのはインスタ映えすると有名になったカオスなマンション。写真撮ってきたいです。

 

 

番外編 ココはイマイチだよ。香港

以上、良いことばかり言いましたが、もちろんそればかりではありません。一応イマイチ編も書きますが、どれも我慢できないというほどではありません。

飲食店で食べても礼を言わない

庶民的な店ではたいてい会計時には無言です。ミシュラン一つ星の添好運でも無言です。ミシュランの評価項目にサービスはなかったかな?と思うほど。

というか、英語を話す際に一番嫌われるのが沈黙で、英語圏でお金を払って無言はありえません。紳士の国イギリスの長きに渡って植民地だった香港ですが、このことは一切学ばなかったようです。

ただ、もちろん高級店は礼を言いますが、値段が倍になったりするので、安い店で済ます以上まあ仕方ないと思っています。

香港では高い店の方が安い店より美味しいとはなりませんしね。

ホテルが高い

さきほど述べた通りでとにかく高いです。

香港で安く泊まるには沢木耕太郎の「深夜特急」で有名になった重慶大厦の簡易宿に泊まるくらいでしょうか?

1泊2,000円程度だそうです。ブログのネタに一度泊まろうと思っています。

冷房が効きすぎ

ホテルの冷房は22度に設定されています。

以前、12月に香港に行った時、暑くもないのにタクシーの車内はキンキンに冷えていました。この辺は東南アジアと同じですね。どこに行くにも長袖は必須と思います。

銅鑼湾や尖沙咀が混みすぎ、地下道複雑すぎ

日本でも慣れない人が渋谷や新宿に行くと間違いなく迷いますが、銅鑼湾や尖沙咀もそんな感じです。しかも地下道がかなり長いです。何度無駄歩きをしたことか。。

この2つの駅以外はそこまで複雑ではないと思いますが、行きたい飲食店がある場合、最寄り駅の出口の表記がないものは避けた方が無難です。

最後に 香港で使う言葉に関して

さて、いかがだったでしょうか?最後に1つ言葉について補足しておきます。

香港の標準語は広東語です。あのジャッキー・チェンが使っている言葉といえば感じがつかめるでしょうか?個人的には「中川家」礼二の広東語ものまねが感じが出ていて最高にも面白いですが。

そして現在の若い香港人はかなり標準中国語も話せます。

しかし英国の植民地だったこともあり、英語が通じると印象もあるかもしれませんが、ホテルを除いてほとんど通じません。汗。特に庶民的な飲食店は通じないですね。

ただ飲食店の場合はメニューに日本語表記もあることが多い。なくても漢字なのでなんとなく推測可能。ただ一点気をつけて下さい。猪とメニューにあれば豚のことです。

そして、日本語で注文するのもありです。相手は日本語は話せなくても食べ物の単語は知っていることがあります。また、店で日本語を話すと、客の中に1人くらい日本語を話す香港人がいるかもしれません。

毎回、香港に行くと意外なところで日本語を話す人に会います。香港は訪日外国人ランキングで4位!狭い香港で4位ですよ。

毎年必ず日本に来る人も多く、そういう人は片言の日本語を話します。反日感情などはそもそも持っていない人が多いので嫌な思いをすることもありません

そういう点でも香港は安心して旅行できると言えますね。

どうですか?ここまで読んだあなたは香港に行きたくなってきたでしょう。

自分もこれを書いていて禁断症状を抑えきれなくなってきました。(笑)

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

Comment

  1. こんばんは。

    新しいブログのスタート、おめでとうございます。

    香港について、ここに書かれていることは、本当に
    そのままだと思います。思わずうんうんと頷きながら
    読んでしまいました。そうですね、英語は観光客が
    たくさん行くところなら通じますが、それでも訛りは
    強いです。だからといって、旅行者が困ることもない
    ですしね。香港に行ったことのない人には、やはり
    一度は行って、楽しんでもらいたいものです。

    出張で行かなくなってから、私もときどき行きたい
    禁断症状に襲われます(笑)。

    • shigeP より:

      マネージャーK様
      早速のコメントありがとうございます。こちらのブログも引き続きよろしくお願い致します。

      英語と言えば、香港はホテルマンでもクセがありますね。以前、金融街でOLに道を尋ねたことがありました。その時も
      クセを強く感じました。少し聞き取りにくいです。その点、日本語を話す香港人の日本語は分かりやすい気がします(笑)

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 海外旅行情報館 , 2018 All Rights Reserved.