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しげPの「東京たべある記」

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス利用 車なし北海道旅日記6 ミシュランラーメンと宗谷岬

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス利用 車なし北海道旅日記 Day2 その2

稚内駅でのんびりできない事情

札幌発7時半の特急宗谷は無事定刻通り12時40分着。

前回の旅日記では駅に着いたら小走りで改札へ向かった所まで書いた。ただ、5時間10分の長旅の後でなぜ急ぐ必要があったのか?

それは宗谷岬に行くバスの事情があった。

次の写真を見てほしい。稚内駅から宗谷岬に行くバスは1日4本。

現在12時40分だからまだ3本バスがあると誰でも思うだろう。しかし大きな大きな落とし穴がある。

こちらは宗谷岬のバス停で撮った稚内駅行きの時刻表。

なぜか稚内駅を省略して「ターミナル行」という書き方もよそ者には不親切だが、なんと14時55分が終バスである。

宗谷岬までは約50分。

つまり今日中に宗谷岬にバスで行って戻ってこようと思ったら13時20分稚内発のバスに乗り宗谷岬14時10分着。そして14時55分宗谷岬発のバスに乗って帰るしか手段がない。

それにしても4本しかないバスのうち実質片道しか使えないバスが2本とはマジ意味分からん。ひどいねー。

ちなみに片道くらいならとタクシーで行くといくらかかるか?

なんと9,340円!もかかる。雲丹だけの贅沢ウニ丼が2杯くらい食べられそうだ。

ということで、自分としてはなんとしても13時20分のバスに乗る必要があった。

それだけなら40分もあるので容易だが、自分にはもう1つのミッション?があった。バスに乗る前にミシュランのラーメン店「たからや」でランチをすることだ。

旅行中だから行けなくても仕方ないのだが、本職?グルメブロガーとしてはどうしても行きたい店でもあった。

なお、車無し稚内観光についてはこちらに一足先にまとめています。

 

たからやで無事美味しい塩ラーメンを頂く

稚内駅を出る。

「たからや」はすぐに目に入った。地図で近いことは確認済だったが、駅からでも目視できる。

赤い暖簾も見える。

今回の旅は昨日の海鮮丼、今日のパン屋のように売切れ、大行列、開いていない、臨時休業etc.が永遠と続くのだが、ここだけはついていた。

メニューは塩ラーメンとしょう油ラーメンそれにご飯しかないシンプルな構成。

店の中に入ってもすぐに塩ラーメンを注文。待たされるようなことがあったら嫌だなと思っていたら、5分くらいで到着。素晴らしい。

しかもスープが透き通った塩ラーメンは、

めちゃ美味かった!さすが北海道ミシュランに2回掲載されただけのことはある。詳しくは姉妹ブログを御覧ください。

 

 

 

駅で往復チケットをゲットして宗谷岬へ

最高のタイミングで稚内駅に戻ってきた。チケットカウンターで往復切符を買う。

これも大事。通常だと片道1,420円、往復2,840円なのだ。稚内⇔宗谷岬の往復チケットは2,560円なので、320円ほどお得

事前に調べておいて良かった。

13時少し前に駅からすぐのバス乗り場に到着。

大型バスが停まっていた。あれは札幌行きのようだが。

13時を過ぎた頃からどんどん人が並んであっという間に行列が長くなる。早く並んで正解。

それからしばらくしてバスが来る。

えっ?この東急バスみたいなやつ?さっきの観光バスみたいなやつじゃないの?

見た目から想像できるがこのバスは普通のバスだった。バス停が無数にあってそのうちの1つが宗谷岬という感じ。

さて、この特に大きくもないバスであの行列を収容できる訳ももなく、道中は立っている人が多数。

しかもバスは、バス停は多いけれど滅多に停まらない。ごく稀に停まったと思ったら乗り込んでくる人。

稚内で座れなかった人の大半は立ったままのようだった。50分は結構キツイ。改めてたからやですぐにラーメンが出てきた事に感謝する。

景色は特に面白い訳では無い。海沿いを走るので海は見えるのがだが、地味な海というか。目を引くものではなかった。

バスは順調に誰も乗らない、降りない無数のバス停を通り過ぎていき、聞いていた通りほぼ50分で宗谷岬に到着した。

 

 

宗谷岬-日本最北端の地のモニュメント

写真で見たモニュメント辺りのたくさんの人。

結構地味な場所やな。

あのサハリンの方を向いている人は、

そう、間宮林蔵。この銅像は等身大に近い大きさなのかな?

この二等辺三角形の頂角が宗谷岬を表しているのか。

ここにすごく有り難いイラストの地図があった。

これを見て冷や汗。そう、宗谷岬が最北端の地というのは利尻島、礼文島を除いて最北端と思っていたのだ。

このイラストの地図を見れば、宗谷岬の方が北にあることが分かる。ひどい勘違いしてたね。

ちなみにこの写真で見えますか?

何を?えっ、もちろんサハリンですよ。見えるでしょ?薄っすらと。

もっとはっきり見えると思ってた。天気もあるのかな。少しがっかり。

この辺はゆっくり見ても10分くらい。

「日本で1番北の食べ処! 食堂最北端」なんてものもある。ここも行ってみたかったな。

 

 

宗谷岬-小高い丘を上る

食堂の反対側は小高い丘になっていた。

チェックインはまだなのでキャリケースを抱えていたけど、頑張って上ることにする。

ふー。階段を上ると先にオランダ風?の風車があるけど、あそこまで行く時間はないな。

そして、同時に「白い道7.5Km」の看板も発見。えっ?そんなに遠いのか?

白い道は稚内の名産であるホタテの貝殻を砕いて敷き詰めてできた道。ちょっと行ってみたかったんだけど車じゃないと全然無理だったか。

行けないと行きたくなる。今回は利尻も礼文も行けなかったし、また稚内を訪問するものありだな。

この矢印の先に都市がある。

サハリンまでたった43Km。

奥にあるのは何?灯台ではなさそうだけど。

旧海軍望楼。なるほど、ここからロシアを見張っていたのか。

ここからでもサハリンはぼんやりとしか見えない。

地味だけど監視は間違いなく超重要な任務だったんだろうな。

宗谷岬からバスが発車する10分前14時45分にはバス停に着く。

うわっ、皆考える事同じだ。並んでる。何とか座れたけど。

帰りのバスも立っている人はいたけど、行きほどではない。この後でバスの終バスがこんなに早いことを知らずに泣きながらタクシーに乗った人もいたかもね。

 

 

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