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しげPの「東京たべある記」

シチリア島タオルミーナ・アグリジェント・パレルモ 帰国直後の感想

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

シチリア旅行から帰って来ました!

イタリア旅行は5度目で、初めて行ったらカルチャーショックだらけのイタリアの超いい加減さに慣れきっていたせいか、事前の準備も心構えもバッチリ

さしたるトラブルもなく、今まで一番楽しいイタリア旅行、いやもしかしたら今まで一番楽しい海外旅行だったかもしれません。

日程は2018年8月23日から30日の6泊8日。

記憶が新鮮なうちに今回の旅のダイジェストを書いておこうと思います。

シチリア全体の感想

地中海は青い海がとても綺麗!ただ太陽光線は強烈!

今回行ったシチリア島のタオルミーナ、アグリジェント、パレルモの三都市は何れも地中海沿いの都市で、滞在中ほぼ毎日青く綺麗な海を堪能することができました。

タオルミーナの海1

タオルミーナの海2

陽の当たり方によって海の色も変わるのですが、写真のような群青色の海が一番美しいと思います。ただ群青色になる瞬間は太陽光線も強烈になります。

アグリジェントの神殿の谷

パレルモ大聖堂

太陽光線が強烈な分、空を意識しないで撮った写真の空の青さ、鮮やかさに目を奪われます。

ちなみに気温は連日最高で30度くらいで、風が吹いている日も多く、なんとかなりました。日陰も涼しいですしね。

ただ、後からアグリジェントは数日前には最高気温が42度になったと聞き唖然。間一髪で危ない所でした。

シチリアの人気観光地はイタリア人ばかり?

イタリアの人気観光地ということで、ヨーロッパを中心に様々な民族が来ているかと思いきや、タオルミーナやアグリジェントはイタリア人だらけでした。

イタリア語を話している人ばかりで英語をさほど耳にしなかったこと、観光客の背があまり高くないこと(イタリア人は日本人とあまり変わらない)、見かけた車のナンバープレートの国識別アルファベットが「I」(イタリア) ばかりだったことからの推測ですが。

パレルモでようやく背の高いアングロサクソン系の人たちを見かけるようになりました。

日本人観光客は一日一組見るかどうか。ヨーロッパ中で猛威を奮っている?中国人観光客もまばらでした。

シチリアグルメに外れなし!

今までイタリアで美味しくないものはあまり食べたことがありませんが、今回は下調べをよくしたこともあり、特に大当たりでした。全部美味しかった!

都会風の洗練された料理という感じではないですが、田舎風の洗練された料理?という感じでどれも美味い!

ところでイタリア料理ではつきもののにんにくがほとんど入っていなかったような気がするのですが、これがシチリア風なんでしょうか?全体的に塩分も弱めでした。

タオルミーナで食べたいわしのパスタ

 

タオルミーナで食べたムール貝とトマトのスープ

 

アグリジェントで食べた牛のカルパッチョ

 

パレルモの市場で食べたタコのマリネ

 

パスタは10ユーロ(1,300円)くらいからで、特に安いわけではないですが、他のユーロ圏やローマなどに比べたら安く感じました。具材も豊富ですしね。

またこちらではムール貝は特に安いようで、一番安いパスタがムール貝のパスタだったりします。日本とは大違いです。

シチリア島で食べたグルメについてはいずれ詳細に報告にしますね。

反グローバリズム? 大手のチェーン店(マック・スタバ)やコンビニがない!

フィレンツェやベネチアに行った時も思ったのですが、イタリアは世界中どこにでもある店マックやスタバがありません。

今回はパレルモ中央駅でマックをみかけただけでした。コーヒーもスタバ以外にもチェーン店らしき店は一軒も見かけませんでした。地元密着型のバール(イタリア人がエスプレッソなどコーヒーを飲む所。軽食もあり)はたくさんありますが。

コンビニもなく(スーパーはあります)、テイクアウトを中心にした小規模店のサンドイッチ、パニーニ、アランチーノ(ライスコロッケ)も手作り感満載。

東京ではあまり見かけなくなった八百屋もたくさん。

アグリジェントの八百屋

世界中で効率を考えてチェーン店だらけになっているのに、それがイタリア。こういう国は他にあるのかな?

効率が悪いので国が経済的に豊かになる感じはしませんが、効率だけを追求して個性を感じない国も多いだけでに、イタリアの個性は際立って見えます。

店員と顧客の距離が近いので、おしゃべり好きなイタリア人。心は豊かになれそうです。

 

 

タオルミーナの感想

バカンスとはこれ!な場所

♫ ゆったり たっぷり のんびり。

たっぷりも欲しいですが、バカンスという言葉を聞くと「ゆったり」と「のんびり」を連想しますが、実際の旅行はせわしいのが多いですよね。

その点、タオルミーナはバカンスという名に相応しい町でした。

メイン通りはウンベルト一世通り。メッシーナ門からカタルーニャ門までの1キロくらいの狭い通り。

ウンベルト一世通りの夜に賑わい

ウンベルト一世通りの朝の静けさ

 

夜はこの通りの賑わいですが、朝との対比がすごい。

この狭いウンベルト通りの中で観光、飲食、買い物すべてが一通りのことはできます。美味しい店は少しだけ裏路地に入った所にあったりしますが。

海を眺めることができる場所もあります。

ギリシャ劇場はウンベルト通りから歩いて5分。

また、タオルミーナに来た人のほとんどの人が行くと思われるイゾラベッラへもケーブルカーやバスで10分ほど。

イゾラベッラと朝日

 

城塞都市カステルモーラや岸壁にそびえる教会があるマドンナ・デラ・ロッカへもバスで30分かからずに行けます。

城塞都市カステルモーラ

 

エトナ山の近くに行こうと思えば少し時間がかかりますが、それを除けばタオルミーナはコンパクトに見どころがまとまっているので移動時間がさほどかかりません

雰囲気もそうですが、タオルミーナはゆったり・のんびりできる町でした。

カプリ島じゃないけど。タオルミーナの青の洞窟も美しかった!

イゾラベッラから1時間のボートツアー(10ユーロ)に行きました。目的はもちろん青の洞窟。

カプリ島じゃないけどタオルミーナの青の洞窟も美しいよ

 

本家は未訪問ですが、本家よりも広いとかで、ボートから普通に見ることができました。

アグリジェントの感想

神殿の谷は思ったよりも見るのが簡単。ライトアップも見栄え良し!

神殿の谷 昼のコンコルディア神殿

神殿の谷 夜のコンコルディア神殿

 

アグリジェントは一泊したものの、半日くらいしかなく少し心配でしたが、距離は少しあるものの、主な神殿はある程度近くにあったので、数時間で見ることができました。

しかも、暑さを避けて夕方に行ったので昼間の神殿と夜の神殿の両方を見れたはラッキーでした。ライトアップがカッコいい!

 

 

パレルモの感想

シチリアきっての大都市

タオルミーナ、アグリジェントと小都市ばかりだったのでシチリア州の州都パレルモの大きさと人に多さには圧倒されそうになりました。(日頃は大都会に住んでいるのに。。)

パレルモのアランチーノの有名店にはこの人だかり

 

また、旧市街には観光用の馬車やトゥクトゥク?も走っていました。タイ以外でトゥクトゥクを見たのは初めてです。

いかにも観光地な馬車@パレルモ

タイから輸入した?トゥクトゥク

観光資源は旧市街に密集。パラティーナ礼拝堂が美しかった!

観光資源は旧市街に密集していました。

特にパレルモ大聖堂とノルマン宮のパラティーナ礼拝堂には目を見張りました。

パレルモ大聖堂 大きすぎて写真に収まらない!

 

屋根に登ってクーポラを撮影

 

パラティーナ礼拝堂はアラブとキリスト教が良い具合に調和

 

パラティーナ礼拝堂は豪華絢爛でした。アラブ風装飾とキリスト教装飾の混在。現在の世界の混乱の元凶?ともいうべき仲の悪い?この2つの宗教。やれば仲良くできるじゃないですか。

旅行前にシチリアはあらゆる民族に支配された歴史があると教わりましたが、ギリシャ風のものは神殿などたくさんあるものの、キリスト教以外の民族の影響を色濃く感じたのはいくつかあったアラブ風建築だけでした。

という感じで盛りだくさんのシチリア旅行をダイジェストにまとめてみました。これから少しづつ細かい旅行記を書いていきますので、こちらの方もよろしくしますね。

 

 

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