マジ絶景!美瑛「青い池」「白ひげの滝」レンタサイクルでの行き方、料金、所要時間を詳細に解説
北海道美瑛(びえい)。旭川から電車で30分ほど。富良野にも近いこの地はパッチワークの路でもおなじみの人気観光地ですが、自分がなんといっても気になっていたのが白金青い池。
2012年7月に発売されたアップル社のOS X Mountain Lion の壁紙に採用された神秘の青い池として世界的にも知られるようになった場所ですね。
今回自分はお得な周遊きっぷを利用した鉄道旅を継続中。なにかと自動車の方が断然便利な北海道。青い池も車がないと行けないと思われるでしょうか?
実は自分も当初そう思っていたのですが、調べてみると美瑛駅からレンタサイクルを借りれば車がなくても青い池に行ける事を知ります。
この記事ではレンタサイルを借りる場所、料金・システムを始め、おおよその所要時間。
そして、青い池や途中の見どころ、トイレなどの注意点、そして青い池からは自転車で10分ほどの白ひげの滝についても紹介します。
個人的には白ひげの滝はいわゆる「行ってみたらがっかりな滝」ではなく、かなり迫力のある滝だったのでこちらにも行くことを強くおすすめします。
今回の内容
レンタサイクルは美瑛駅で
駅前に数軒のレンタサイクルショップ
小洒落た感じの美瑛駅を降りると、
えらく広い駅前広場があります。
実はこの写真の中にレンタルショップが二軒写っています。
松浦商店とUNOという文字が目立つ宇野商店です。ネットで見ると他にも数軒あるようです。
駅を出て左に30秒ほど歩いた所にある松浦商店。
今回はこちらを利用する事に。感じよいおじいちゃん数名で切り盛りされていました。
レンタサイクルの料金
普通の自転車が1時間200円、電動アシスト自転車が1時間600円です。高いような気もしますが、宇野商店も同一の価格でした。
自分は青い池と白ひげの滝に行っただけですが、電動アシスト自転車を3時間半ほど借り、料金は2,400円でした。
荷物預かりは無料
写真の表にも記載がありますが、荷物預かりは無料です。更に電車が車で1時間ほどありましたが、そのまま荷物を預かってくれたので安心してランチに行けました。
普通自転車でも大丈夫?
青い池に向かうサイクリングコースは緩やかな上り坂です。
こちらが青い池付近にあったサイクリングコースの地図。
地図の下の方を見ると高低差があることがお分かり頂けると思います。
体力に自信のある人若い人なら普通自転車でも問題ないと思います。
ただ自分のような体力並くらいの中年親父の場合は電動アシスト自転車一択かも。
また今回は行きませんでしたが「パッチワークの路」はかなり高低差があるようです。こちらなら電動アシスト自転車一択かと。
青い池までの所要時間、ルート
所要時間
自分の場合電動アシスト自転車で美瑛駅から青い池まで1時間強。帰りは55分くらいでした。白ひげの滝に行く場合プラス10数分かかります。
ただ青い池→白ひげの滝は結構な上り坂だったので、逆に帰りは自転車を漕ぐことがほとんどなく青い池まで戻っていくことができました。
なお距離はGoogle Mapによると美瑛駅から青い池が17.1Km、美瑛駅から白ひげの滝が20。3キロです。
美瑛ー青い池のルート
駅前の大通りをまっすぐ数分進むと美瑛川があり、美瑛川には青い池までサイクリングコースがあります。
自分も地図が読めないほうですが、方向音痴の人でも迷うことはないと思います。
松浦商店で地図も貰えますし、たまにGoogle Mapで位置確認もしましたが、ひたすらサイクリンコースをまっすぐに行けば大丈夫です。
途中でUターンを促すような表示がありましたが、それは自転車道の構造上の理由ですぐにもう一度Uターンして当初の進行方向を進むようになっていました。
美瑛→白金青い池の写真
美瑛駅から電動アシスト自転車に乗車。
線路と直角に延びる大通りを進みます。
数分進むと美瑛川があったのでサイクリングコースを探します。
すぐに見つかりました。後はひたすらコース沿いに進みます。
途中道路沿いに「熊出没注意」の標識が。
稚内にもあったけど、こんな所にも熊おるんか。注意のしようないんですけど。
時折、青い池までの距離を教えてくれます。
最初の10分くらいは久しぶりの自転車で気分爽快。気温も25度を超えたくらいでちょうどよく、幸せを感じていましたが想像以上に遠く、途中からはテンションが下がり気味。
川が見えない所でも川のせせらぎが聞こえますが、たまにコースから見える川は最高です。
川もかなり青いよな。
途中トイレはありませんが、たまにコースから逸れた路に矢印があって「トイレ0.6Km」なんていうのもありました。ただ青い池にはトイレがあるので美瑛駅でしっかりしていくが吉ですね。
途中で右側に広大な畑が見えてきます。米、小麦、とうもろこしなどが確認できました。
米にしても小麦にしても素人には北海道らしくない?かと思ったのですが、サイクリング終わって美瑛駅の「ファミリーレストランだいまる」でランチをすると美瑛産の小麦、美瑛産のお米のどちらも使用されていました。
中で数カ所の橋と交差しますが、青い池の前最後の橋を超えたくらいで畑も見えなくなり少し秘境?に近づく雰囲気がします。
そしてそこまで自転車ですれ違うことも数回しかなく、人の姿をみなかったのですが青い池付近には車で来た大衆が押し寄せていました。
白金青い池の写真と売店
こちらが青い池の説明書き。
写真は山ほど撮りましたが比較的出来の良い写真を3つほど。
どこから撮っても絵にはなりますが、後から見ると手前の枝がじゃまな感じのものが多かった。どこから撮るのがベストだったかな?
売店は一つだけありました。
青い池ソフト、青い池茶、青い池クリームソーダ、青いビールなどが売られていました。
この隣にはトイレがありましたが、女子トイレはすごい人でしたね。
青い池→白ひげの滝と白ひげの滝の写真
白ひげの滝に行くかどうかは決めていなかったのですが、さほど離れていないようなので自転車を漕ぎ出します。
サイクリンコースですが、青い池までのルートほど整備されていません。
普通に枝がたくさん落ちています。
こちらはたいした距離でないものの基本はずっと上り坂。
写真で見た迫力の滝を思い浮かべて気力を振り絞ります。電動アシスト自転車で「パワー」を使っているので実際はそれほどではないんですが。
突然雰囲気が変わります。どうらや左が滝のよう。
この橋から見るようです。
手前に説明書きがあります。
滝は想像以上の迫力でした。
橋からかなり下の方にあって、高所恐怖症の自分は震えながら撮影。
スマホが手から滑り落ちないかも心配になります。
無事撮影。後から見ても良い出来栄えでした。
滝の反対側はのどかな感じでした。
いやぁ、青い池も白ひげの滝も良かったな。
最初にも書きましたが、帰りは自転車を漕がなくても進むことで、行きが上り坂だったことを改めて認識します。疲れはたまっていましたが帰りは気分的に楽でした。
最後に注意点。自分は半袖で北海道いうこともあり無警戒でしたがしっかり日焼けしました。腕だけだからまあ良いのですが、この日は風呂に手を入れられませんでした。
半袖の場合はしっかり日焼け対策をした方が良いと思います。