チャンギ空港直結【ジュエル】をどこより詳しく紹介 世界一高い人工滝は大迫力!

今回の内容
2019年4月17日、シンガポールのチャンギ国際空港にオープンした、複合施設「ジュエル」とは?
「世界最高の空港ランキング」で毎年で世界1位を更新し続けているシンガポール・チャンギ国際空港。
無料の映画館や広大な庭園などエンターテインメントが非常に充実している空港ですが、2019年4月17日にオープンした「ジュエル」はそれらが霞んでしまうほどのスケール。

レイン・ボアテックス The Rain Vortex@ジュエル Jewel
アトラクションは多いのですが、なんと言っても目玉は高さ40mの世界で1番高い室内の滝「レイン・ボアテックス」(The Rain Vortex)
“vortex”は「渦、渦巻」という意味ですが、確かに渦のように見えなくもありません。
そしてレイン・ボアテックスを取り囲む林が資生堂がスポンサーになっている「資生堂フォレスト・バレー」。

レイン・ボアテックス The Rain Vortexとそれを取り囲む資生堂フォレスト・バレーShiseido Forest Valley@ジュエル Jewel
これが空港にあるのもびっくりですが、観るだけなら完全に無料!なのも嬉しいですね。
そして上層階には「キャノピー・パーク」(Canopy Park) と呼ばれる有料アトラクションがあります。

Canopy Bridge と Rain Vortex
自分は「キャノピーブリッジ」に行きましたが高所恐怖症なので結構怖かった。汗。
こちらの記事では巨大な人工滝「レイン・ボアテックス」の写真を中心にジュエルの魅力について紹介したいと思います。
ジュエル の行き方と営業時間
ジュエル に行くのは方向音痴でも迷う可能性がないくらい分かりやすい
チャンギ国際空港から空港からJewelに行くのはとても簡単です。
というのも空港内の至るところに標識があるからです。チャンギ国際空港の中にいれば地図はなくとも迷う可能性はゼロと思います。
【 チャンギ国際空港のターミナルとジュエルへの行き方と所要時間 】
・ターミナル1 (T1) はジュエルに直結
・ターミナル2・3 (T2・T3) からは連絡通路 (Link Bridge:リンクブリッジ)で徒歩約10分
・ターミナル4 (T4) からはまず、T2までバスで移動(約5分)し、T2からリンクブリッジを利用
MRTを利用の場合は駅がターミナル2と3にあるのでリンクブリッジを歩いて行けばOKです。

ジュエルへ向かうリンクブリッジの入り口
スカイトレインでジュエルに行けるのか?
スカイトレインではジュエルに行けないので注意が必要です。実は事前にこんな写真を見ていたのです、ジェエルの中にスカイトレインの駅があると思っていましたが大きな勘違いでした。
このスカイトレインはターミナル2からターミナル3、あるいはターミナル3から2へ移動するもの。ジュエル内に駅はありません。
自分も実際に乗車しましたが、スカイトレインの中からはジェエルは見えますが、あまりきれいな写真は撮れないので、写真を撮る目的での乗車はお勧めしません。
無料なので、景色を楽しむためだけなら大いに「あり」と思いますが。
ジュエルの営業時間
ジュエルは24時間営業ですが巨大な滝は24時間営業ではありません。またライトアップショーは夜だけです。
【 ジュエル レイン・ボーテックス (HSBC Rain Vortex) の営業時間 】
営業時間:8:30~24:30 (時間外は滝が流れていません)
【 ジュエル レイン・ボーテックス (HSBC Rain Vortex) のライトアップショー 】
夜のライトアップショーのスケジュール 19:30~24:30まで1時間おき。約5分間
レイン・ボアテックス(The Rain Vortex)と資生堂フォレスト・バレー(Shiseido Forest Valley)
低層階から見たレイン・ボアテックス
まずジュエルに入場するとフォレストバレーの圧倒的な大きさにびびります。少し離れたところでも水しぶきが伝わってきます。
「Shiseido Forest Valley」は、「ジュエル」の4階分の吹き抜け空間に約2万2,000平方メートルもあるという巨大な庭園です。
暑いシンガポールですが、フォレストバレー内はとても涼しい。近くで水しぶきを浴びると更に涼しく感じます。
ちなみに広大な施設地内の環境を常に最適に保つため、温度や湿度のみならず、水やり、風当たりまですべて自動化されたシステムで管理されているとか。
人間に取って涼しい気候はジュエル中の植物にとっても最適なものであるようです。
天井付近から落下する大量の水は
大きなボウルに飲み込まれていきます。
下はどんな感じか気になったので階段を降りていきます。
おおっ、こんな感じなのか。
この部分だけみても結構な迫力です。
こちらが下から撮った写真。
ちなみに流れ落ちた水は、さらに地下階層に設置された水溜めから外壁の骨組みに組み込まれた配管をつたい、再び地上約30mの天井までポンプで押し上げられ、常に循環する仕組みになっています。
いやいや、すごいことを考えるものですね。
高層階から見たレイン・ボアテックスとスカイトレイン
こちらは3階から見た巨大な滝とスカイトレイン。

レイン ボアテックスとスカイトレイン@ジュエル
スカイトレインは4分ごとに運行していおり、上りと下りがジュエル内で交差することになっているようで、そのタイミングで写真を撮りました。
こちらはライトアップが始まってからのもの。
キャノピーブリッジから見たレイン・ボアテックス
キャノピーブリッジに行ったのは夜になってから。
下を見るとこの高さなのでまあまま怖いです。
青、紫、赤と色が変わっていきます。
まあ上から滝を見るのも面白いですが、絶景とは言えません。
個人的にはレイン・ボアテックスを見るベストポジションは1階、次に3階という感じがしました。自然の滝も下から見ることが多いですしね。
キャノピー・パーク (Canopy Park)
キャノピー・パーク (Canopy Park) の外観
キャノピーパークはカラフルな花や南国の植物が楽しめるフラワーパーク。入場料は5 SGD(400円)とのことでしたが、自分が行った3月初旬は無料でした。

キャノピー・パーク (Canopy Park)@ジュエル
キャノピー・パーク内は無料のアトラクション(入場料のみ)と有料のアトラクション(追加料金が必要)がありますが、無料のエリアもまずまず充実していました。
花で造られた様々な動物(トピアリー)を展示するトピアリーウォーク(Topiary Walk)というエリアもありこちらは無料。

花で作られた象@トピアリーウォーク (Topiary Walk)
スカイネットは有料。

マニュライフ・スカイネット@ジュエル
有料アトラクションはほとんど子供が楽しんでいる感じで、おっさんの一人旅にはまるで向いていません。
ただ、ここでシンガポール航空のキャンペーンクーポンがあったのを思い出します。確かジュエルで使えるものがあったはず。
ジュエルのキャノピーブリッジで使えるクーポンが3つほどあったのですが、キャノピーメイズとキャノピーブリッジのクーポンを選択。
と書きましたが正式なクーポン(特典QRコード)があるのに結構たらい回しにされ、クーポンを手にするのに時間がかかりました。
キャノピーメイズ (Canopy Maze)
mazeとは英語で「迷路」のこと。
結構迷いました。抜け道を抜けるまでが分かったのですが、最後の出口の作りが雑で出口に見えなかったので少し堂々巡り。
最後は子供たちについていってなんとか脱出。お子様連れ以外はお勧めできません。
キャノピーブリッジ (Canopy Bridge)
すでにここから撮った写真をお見せしましたが、ジュエルの1番高いところにかかった橋なのでまあまあ怖いです。

キャノピーブリッジ@ジュエル
自分は高所恐怖症なのに高所に行きたがるクセがあるのですが、普通の人は全然怖くないと思います。
スカイトレインの写真もほとんど電車の最上部だけしか撮れません。
ライトアップショーで光っていないと暗くてなんか怖い。
ということで、最後にまとめるとこんな感じでしょうか?
ジュエルの滝を見る場合、1階または3階から見るのがお勧め。
キャノピーパークは有料だし、滝が綺麗に見えるわけでもないので子連れの方以外はお勧めできない。(子供たちは楽しそうでしたが)
スカイトレインはジュエル内に駅はない。ターミナル2とターミナル3の間を走るスカイトレインがジュエル内を通過し間近に滝が見えるが、スカイトレイン内から綺麗は写真は撮れない。
ジュエルでチェックインする方法
さて、ジュエルではなんと飛行機のチェックインができます。
こちらがEarly Check-In カウンター。
詳細については次の記事で紹介します。
またジュエル内にはラウンジもあります。
ジュエル内にあるプライオリティパスで入れる「Changi Lounge」

チャンギラウンジ@ジュエル
広くてめちゃくちゃ豪華。しかもプライオリティ・パスがあれば無料で入場できます。こちらも詳細については次の記事で紹介します。