パレルモ「クアトロカンティ」「サンカタルド教会」「マルトラーナ教会」
パレルモ滞在中に何度も通りかかったパレルモ旧市街を象徴する有名な四つ角クアトロカンティ。
今回はそのクアトロカンティとすぐ近くにあるプレトリア広場、マルトラーナ教会、サンカタルド教会を紹介したいと思います。
クアトロカンティ(Quattro Canti)
クアトロ Quattroは「4」ですが、Canti は「辻、角」という意味。 簡単に言うと十字路ですね。実際はパレルモ大聖堂もあるヴィットリオ・エマヌエーレ大通りとマクエダ通りとの交差点になります。
以下の写真は撮った時間が違うので気候が違うことが分かると思います。
大理石でできているそうですが、車が多く通る所なのでかなり黒くなっています。風情があると言えばそうですが、少し残念な気も。
3階建ての建物のそれぞれに銅像があります。1階部分は「春夏秋冬」を表す寓意像。2階部分はハプスブルク家の支配者たち、3階部分はパレルモの4地域の守護聖人だとか。
いつ行っても足を止めて写真を撮る観光客がいました。
プレトリア広場 (Piazza Pretoria)と市庁舎
目の前にある噴水がプレトリア噴水(Fontana Pretoria)。
16世紀後半にトスカーナの彫刻家、フランチェスコ・カミリアーニが設計したものです。噴水の前には裸体の彫刻がたくさん。
ただ当時のシチリア人は裸を嫌っていて「恥の噴水」と呼んでいたとか。西洋人が裸の彫刻を作るのは当たり前かと思っていましたがそうでもないようです。
市庁舎の前にはEUの旗、イタリアの旗、シチリアの旗とえっ、もう1つの旗は?オランダ?のはずないですよね。何の旗かご存知の方は教えて下さい。
サンカタルド教会とマルトラーナ教会
そしてプレトリア広場から少し進むと3つの赤い丸屋根が特徴的な建物が。これがサン・カタルド教会です。壁面はシンプルですね。
この赤い半円形ドームは、ハーレムに仕える「宦官の帽子」を模した物だそうです。なるほど。
最初は気づかなかったのですが、鐘楼の中は違う教会でした。それもこのマルトラーナ教会は中がすごいゴージャスでした。
ただ結婚式の真っ最中の模様。
これ以上先には進めないので次の日にもう一度行こうと思っていたら忘れてしましました。汗。パレルモに再訪できたら真っ先に行きたいですね。
View this post on Instagram
インスタグラムから素敵な写真を紹介しておきます。