Helpful Tips for Traveling

しげPの「東京たべある記」

シチリア島の基本情報 地図・気候・観光・グルメ・治安 etc.

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

2018年8月シチリアに行きます!

「シチリアを見ずしてイタリアに行ったことがあるとは言えない。シチリアにこそ、すべてに対する鍵があるのだから」

ドイツの詩人ゲーテは「イタリア紀行」そう語ったそうです。

ドイツにはありえない明るい太陽、地中海の青い海。ゲーテはシチリア滞在中に感動しまくったとか。

だからという訳ではまったくないのですが、しげPは2018年の8月後半にシチリアに行きます。

イタリアはこれまで4回行っています。ローマ、フィレンツェなど有名な都市は複数回行ったことも。

しかし南イタリアはツアーでさらっと行っただけ。シチリアは未訪問でずっと行きたいと思っていました。一番の理由はこれでしょうか?

この写真が何だか分かります?オレンジ?そうオレンジですが、何か普通のと違いません?

そうこれはブラッドオレンジ。ブラッドオレンジのジュースはトマトジュースも間違える人もいるくらい赤いですが、ブラッドオレンジジュースがとにかく大大好きなんですよね。

特にブラッドオレンジの生搾りジュースは地球の飲み物で一番美味しいと思います。

そしてこのブラッドオレンジはシチリアの名産。ということで、シチリアにはそのせいもあってずっと憧れを抱いてきました。

今回の旅の第一ミッションはブラッドオレンジジュースを飲みまくることです。これは簡単にクリアできそうだな。

なんて書いたのですが生のブラッドオレンジジュースは飲めませんでした。旬は3月~4月だそうです。

しげP

シチリア?シシリア?

ところで、シチリア?シシリア? どちらもそう言っている人がいるけど、どちらが正しいのでしょうか?

調べたみたところ、イタリア語ではSicilia (シチリア)、英語では Sicily (シシリー)と呼ぶとのこと。シシリアはそれが混ざったもの?でシチリアの方が正しいようです。

シシリアは英語の形容詞 Sicilian (シシリアン) の影響もあるのかな?シシリアン・マフィア などと言いますからね。

シチリアの地図

よく、「ブーツ」に喩えられるイタリア半島。その先っぽにある大きな島がシチリアです。地図の赤い部分。

イタリア半島とシチリア島の最狭部の幅はたった約3kmほど。

シチリアの大きさは 四国より大きく、九州より小さいと覚えておけばよいでしょうか。

面積 25,420キロ平方メートルは、日本の九州の約64%、あるいは四国の約1.4倍にあたる大きさである。

Wikipediaーシチリア

 

シチリア第一の都市がパレルモ、第二の都市がカターニャ。この2つに主要空港があり、今回の旅はカターニャin、パレルモoutです。

カターニャから海岸線に沿って少し北にタオルミーナがあります。

タオルミーナがシチリア随一の観光名所ということで、3泊ほどする予定です。

地図の黄色い印付近にEtnaとありますが、これがヨーロッパ最大の活火山エトナ山です。タオルミーナから見えるし、近くまで行くこともできるようです。

その後、ギリシャ遺跡を多く残すアグリジェント(オレンジ色)、最後に州都パレルモ(紫)に行く予定です。

地中海の海のイメージが強いシチリアですが、内陸部は山だらけであることがこの地図からも分かります。移動は結構大変なのかな?

 

 

シチリアの州旗

インパクトあるなぁ。この三本足は「トリナクリア」と呼ばれており、ギリシャ語で「三本足」を意味するとか。

この3つはシチリアの岬を表しているとか。なんと島の形だったんですね。

中央にある顔はギリシャ神話のメデューサ。目で見たものを石像に替えられる方です。

しかし、メデューサの頭髪は毒蛇ではなく麦の穂が編みこまれている。これはシチリアの肥沃な大地を司っているためとか。

うーん、意味はなんとなく分かりましたが、何れにせよ3本足は不気味です。滞在中に何度も見ることになるんだろうな。

シチリアの気候

パレルモの平均気温と降水量

平均最低気温 平均最高気温 平均降雨日数
1月 14 10 10
2月 15 10 10
3月 16 11 9
4月 18 13 6
5月 22 16 3
6月 25 19 2
7月 28 23 1
8月 28 23 2
9月 26 21 4
10月 23 18 8
11月 19 14 9
12月 16 11 11

ざっくりこんな感じのようです。

シチリアの夏は暑いけど30度を超えることはなく、雨も降らない理想的な季節のようですが、果たして今回はどうでしょうか?

前回フィレンツェに行った時は気温が35度くらいで死にそうでしたけど、シチリアはそんなことはなさそうです。

(帰国後の感想) 実際は相当の猛暑でした。汗。

しげP

シチリアのグルメ

【 シチリアのグルメの特長 】

・なんといってもシーフードが豊富で美味しい (ウニを食べる文化あり)

・歴史的にギリシャ人、ローマ人、フランス人、スペイン人、アラブ人、ノルマン人など様々な民族に支配されてきたため、料理の種類が豊富。

・特に有名なのはパン粉をかけたイワシのパスタ

こちらは帰国してから書き換えようと思いますが、今回は予習の情報で。シチリアは地中海に囲まれた地形から想像できるように海産物が豊富で美味しいようです。

雲丹を食べる文化があるのも嬉しい。ウニのパスタを食べまくりたいですね。

うにパスタはそこまで美味しくありませんでした。残念。

しげP

またシチリア島は地中海のちょうど真ん中に浮かんでいるために、歴史的に様々な民族が支配してきたんですね。

アラブ料理のクスクスもシチリアのは魚のクスクスだそうで、他の地域とはぜんぜん違うものらしい。興味あるなぁ。

そして、一番有名なのはイワシのパスタとか。実は銀座のシチリア料理店で先日食べてきました!

イワシのパスタ@Cantina Siciliana 銀座

 

これにアンチョビ風味のパン粉をかけて食べたのですが、美味しかった!オレンジも良い感じですが、これもシチリア風なのかしら。

詳しくはこちらで。

まあどう転んでもイタリアに不味いものがある訳ないので楽しみにしています。

シチリアの特産物

さきほど紹介したブラッドオレンジにレモン。柑橘系の天国ですね。

あとはオリーブに塩やワインも有名です。

塩は都内のとんかつ屋で数種類の塩を用意するのが流行っていますが、その中にシチリアの塩もたまに見かけます。

ワインも有名ですね。山に囲まれたシチリア。寒暖差があるためブドウ栽培に適しており、土壌も良いとか。こちらも少しは勉強しておこう。

シチリアの治安

マフィア生誕の地と聞くといかにも怖そうですよね。しかしマフィアの抗争などそうあるものではないし、マフィアは観光客には手を出さないと言われているので心配はないかと。

やはりシチリアで心配なのではスリですね。イタリアのスリは芸術的に何もなかったように音もなく盗みますからね。

特に評判が悪いのは州都パレルモ。最大限の注意が必要なみたい。

一方で、タオルミーナやアグリジェントなどの中小の観光地はかなり安全なようです。

警戒していてもスリにやられちゃうのがイタリアという国ですが、気を抜かずに注意します。スリにあうと旅がなんかつまらなくなるからね。

タオルミーナ、アグリジェントはすごく安全。パレルモも思っていたほどではなく、今回治安には問題ありませんでした。

しげP

ところで自分もミラノでとんでもないスリにあって旅が台無しになったことがあります。この話はそのうち書きますね。

 

 

今回シチリアで行く場所

タオルミーナ

タオルミーナのイゾラベッラ

 

海がきれいだ。。地中海の青さは本当に美しい。

この島はイゾラベッラ。美しい島という意味らしいです。映画「グラン・ブルー」の舞台になったとか。行く前に見ておかないと。

そしてなんとこの辺にカプリ島同様に青の洞窟もあるとか。気が向いたらツアーに行こうかな。

タオルミーナにもアグリジェント同様にギリシャ遺跡があるらしい。

エトナ山は噴火しているのかな?

タオルミーナ小さい町のようなので、美味しいものでも食べながらのんびり過ごそうと思っています。

アグリジェント

アグリジェントのコンコルディア神殿

 

アグリジェントは紀元前6世紀からギリシャ植民地として古代地中海世界の重要都市の1つだったとか。

威厳あるドーリア式神殿がの20近くも残っているらしい。「神殿の谷」と呼ばれているそうです。

パレルモ

パレルモの大聖堂

 

パレルモ大聖堂。2015年にパレルモの9箇が世界遺産に登録されたそうですが、そのうちの1つ。

7世紀の教会が、アラブ支配時代には回教寺院になり、ノルマン王により再びキリスト教教会になり、現存の建物は12世紀グリエルモ2世の時代に創建されたもの。などと歴史を聞くだけでもクラクラしそう。

多少は歴史や建築様式について予習をしていった方が楽しめそうな場所ですね。

 

日常生活は楽しいことばかりではないですが、自分は旅をしている時と旅のことを考えている時は間違いなく幸せな顔をしていると思います。心からシチリア旅行が待ち遠しいです。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

Comment

  1. こんばんは。

    次はシチリアの旅ですか。なかなか興味深い場所のようですね。
    ブラッドオレンジはシチリア産なんですね。イタリア料理の店で
    よく飲みました。原産地で飲むブラッドオレンジはまた格別でしょう。

    日本語で英語と現地の言葉が混ざってできた単語は、ちょくちょく
    ありますね。身近なところでは、フォルクスワーゲン。ドイツ語だったら、
    フォルクスヴァーゲン、英語ならヴォルクスワーゲン。完全にミックス
    ですね。

    活火山があるということは、シチリア島では火山性の地震もあるの
    でしょうか。

    いろんな食べ物があり、それも楽しみですね。くれぐれも犯罪には
    ご注意くださいね。

    • shigeP より:

      マネージャーK様
      ブラッドオレンジはイタリア中で気軽に楽しめますね。日本でも成城石井で例年生ジュースが売っているのですが、今年は
      なぜか販売がなくがっかりです。なので余計に楽しみです。

      フォルクスワーゲンの話はウケました。いやいやひどいミックスですね。イタリアはベネチアとベニスなどイタリア語と
      英語がどちらも有名だったりして日本人は混乱してしましますね。

      地震はあるようです。犯罪も凶悪犯罪ではなく窃盗だと思いますが、警戒レベルマックスで対応します(^^)

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 海外旅行情報館 , 2018 All Rights Reserved.