【穴場】台北101から歩いて行けて空いてる!「鼎泰豊」新光三越A4店
今回の内容
鼎泰豊とは?(ディンタイフォン Dingtaifung)とは?
「鼎泰豊」は今更説明する必要のないくらい有名な台湾発祥の小籠包のレストラン。
ウィキペディアには以下のように記載されています。
鼎泰豊(ディンタイフォン)とは、台湾台北市大安区に本店を、新北市中和区に本社を置く、小籠包が看板料理の上海料理レストラン・チェーンである。台湾以外にも、日本・アメリカ合衆国、カナダ・中華人民共和国・オーストラリア・インドネシア・タイ王国・マレーシア・シンガポール・大韓民国・フィリピン・アラブ首長国連邦・イギリス、香港、マカオにも店舗を持つ。
「鼎泰豊」は世界各地に支店がありおそらく世界で最も成功したレストランの1つではないでしょうか?とにかく旅行する先々で目にします。
日本では高島屋の子会社である「アールティーコーポレーション」が運営しているため高島屋の店舗で「鼎泰豊」をよく見かけるほか、アトレなど駅近の商業施設にも多く見られます。
さてこの「鼎泰豊」、バンコクや日本では食べたことがあるのですが、台湾ではまだ。今度の台北旅行ではぜひとも行きたいと思っていました。
自分が調べた限り台北の「鼎泰豊」は6軒。海外にあれだけある割には少ないですね。
【「鼎泰豊」台北の店舗 (2020.01現在) 】
・信義本店
・台北101店
・南西店
・復興店
・A4店
・天母店
どこも混んでいるようですが、特に信義本店と台北101店は混雑がひどいという噂。
実際にこの日は象山で台北101の写真を撮ってから台北101店に行ってみたのですが70分待ち!でした。
とても70分も待つ気はしませんが、自分には用意がありました。
そう、台北101からそんなに遠くないところに別の鼎泰豊があるのです。それが今回紹介する鼎泰豊のA4店。ここは本当に穴場だと思います。
大行列の鼎泰豊 台北101店から徒歩10分!行列の少ない鼎泰豊 A4店
A4だと何のことだか分かりにくいですが、これは「新光三越」台北信義新天地店のA4館の略らしい。ちなみに「新光三越」は「三越伊勢丹ホールディングス」の子会社です。
鼎泰豊のA4店は台北101からそんなに遠くないところにあると聞いていましたが、実際に10分ほどで到着しました。
台北101の付近は新たに開発された地区なので道路が広く歩きやすい。途中で市政府も見えるし、もちろん振り返れば台北101も見えるしとても雰囲気の良いところです。
110台北市信義區松高路19號
なお、直接台北市内から直接「新光三越A4館」に行くにはMRT板南線を利用します。市政府駅から徒歩約5分です。
鼎泰豊 新光三越A4店の外観、メニュー、店内の雰囲気
新光三越の入口付近に鼎泰豊の広告も見えます。実際の鼎泰豊の店舗は地下2階にあります。
地下の2階はフードコートもありましたが、鼎泰豊はもちろんフードコートのような簡易な作りではなくちゃんとしたレストランです。
小籠包作っているのが間近で見えます。
お土産も多数。商魂たくましいな。
入口店近づくと女性店員さんから”Where are you from?” と聞かれたので”Japan.” と答えると次の瞬間日本語で「整理券をお取り下さい」と言われます。
日本語通用率は予想通りかなり高いです。そしてサービスのプロという感じの接客で笑顔も良い感じ。
さて、A4店、並ばずに入れることもあるようですが、この日は少し待つようです。時刻は平日の13時10分頃。
呼ばれる番号と待ち時間が書かれています。
整理券の説明もしっかり日本語で書かれています。
電光掲示板には15分待ちとありましたが実際は5分くらいで呼ばれました。穴場という噂は本当ですね。
メニューは中国語、英語、日本語、韓国語表記。
料理の種類はもちろん小籠包の種類も多いですがそれ以外の料理も豊富。
大人数で行った方がいろいろな種類のものが食べられますが、1人客にも使い勝手が良い。
それは小籠包は5個からあるからです。10個でも1個当たりの値段も変わらないが好印象。
結局点心系は小籠包とえびと豚入り焼売を頼むことに。
後は大好きな空芯菜炒め。鼎泰豊は野菜炒めにも定評があると聞いていました。
しかし空芯菜はありません。(写真がぶれていてすいません)
店員さんを呼んで尋ねると空芯菜は冬はないとのこと。あら、そうなんですね。
野菜炒めならなんでも良かったのですが、以前A菜という台湾野菜が美味しいと聞いていたのを思い出しA菜炒めを頼むことに。
結局、台湾ビール、小籠包、えび豚肉入り焼売、A菜炒めを注文しました。
人はぎっしりですが、個人スペースは決して広くありませんが雰囲気は良いです。
女性スタッフは全員制服を着ていて、髪を束ねていてまるでCA みたい。全員感じが良いです。
そう言えば、前日マッサージを受けた時に日本語の流暢な担当者と小籠包の話をしていたのですが、「鼎泰豊はずば抜けて給料が高い」という話が印象に残りました。
なるほど、それなら容姿端麗で外国語が流暢なスタッフを雇うことができるのですね。
小籠包のおいしい召し上がり方なる紙もテーブルの上にありました。
テーブルの上の調味料はこんな感じでした。
鼎泰豊 新光三越A4店で頂いたもの
台湾ビール生
見慣れぬビールですが、瓶ビールなのに生ビール。
”18 Days Taiwan Beer” と書かれています。賞味期限が18日しかない新鮮なビールということのようですが、すごく美味しい!キンキンに冷えています。
スッキリしているのに濃厚な感じもあります。象山で歩き周って水分を欲していたことを差し引いてもかなり美味しいビールでした。
さすが鼎泰豊。ワンランク上のビールを用意しているようです。
A菜炒め
A菜はレタスに似ていると聞いていたのですが、レタスよりも美味しい!良い感じににんにくが効いていてシャリシャリしていて美味しいです。
空芯菜がなかったのはショックでしたが空芯菜に負けず劣らず美味しい!
ちなみにウィキペディアによるとA菜は油麦菜が正式名称のようです。
油麦菜(ゆばくさい)は。台湾では台湾チシャ(臺灣萵苣、臺灣萵菜)、本島チシャ(本島萵苣)、または単にチシャ(萵菜、萵仔菜)とよばれ、台湾語での俗称としてA菜と呼ばれる。台湾においては一般的な野菜であり、非結球型のレタスの一種である。
小籠包
そして小籠包。5個入りだと少し寂しいですが。
これが噂の鼎泰豊のひだ! 全て18ひだと決められているとか。「18ひだが最もおいしい黄金比」とのことですが果たして本当でしょうか?
ひだの数はと味との関連性は分かりませんでした(笑)が、肉汁たっぷり。餡がとろけるような感じで旨味が口の中に広がります。ひき肉が甘いくらいで最高です。
正式な?生姜をのせる食べ方もしましたが、何もつけずとも十分に美味しい。特に最初は何もつけないで食べることをお勧めします。
えびと豚肉入り焼売
何か新種の植物のようでユーモラスな外観です。
こちらは小籠包よりも皮が厚いですが、それはそれで皮の美味しさを味わえます。海老と豚のひき肉が同時に口の中に入るとたまりませんね。
これでお値段は660台湾元、2,420円ほど。
今回行った「済南鮮湯包」と値段はさほど変わらずサービスは雲泥の差。いやぁ、鼎泰豊、普通に素晴らしかったです。
鼎泰豊 新光三越A4店の営業時間、感想、食べログ採点
【 鼎泰豊 新光三越A4店の 営業時間 】
11:00~21:30
無休のようですが、新光三越A4館の休業日に準ずるという感じでしょうか?
【 鼎泰豊 新光三越A4店の 感想 】
・待ち時間が少なく穴場というのは本当だった。平日の13:10で5分待ちで入店できた。
・小籠包が最高だっただけでなく、A菜炒めや台湾生ビールもすごく美味しかったのにはびっくり!
・サービスはよく気が付き、笑顔。更に日本語も上手なスタッフが多いのも素晴らしい。
・値段は台北では高めかもしれないが、内容から考えるとリーゾナブルに思える。
Din Tai Fung A4店 (台湾料理 / 市政府駅周辺)
昼総合点★★★★☆ 4.3