【台北 お一人様火鍋専門店】インスタ映え!猛烈に辛い!「紅九九 個人麻辣火鍋」
今回の内容
1人でも本格的な火鍋を食べられる「紅九九 個人麻辣火鍋」とは?
火鍋は大人数でワイワイ食べるもの。と思っていたので今回の台北1人旅行で火鍋に行くつもりはありませんでした。
しかし今回の旅行のお供「るるぶ台湾」を見ていたら興味深い店を発見。
それが「紅九九 個人麻辣火鍋」。なんと1人鍋の専門店のようです。しかも何かタワーのように並べられた食材が綺麗でインスタ映えしそう。
「るるぶ台湾」では以下のように紹介されていました。
1人で2種類のスープの火鍋を楽しめる1人鍋の先駆け店。種類豊富な肉や麺に加えて、各製造元から取り寄せているという練り物など、食材にもこだわっている。
これ絶対に美味しいやつじゃん。
東京では食べたことがありますが、初の台北現地での火鍋。今回の台北旅行の最後のディナーにはぴったり。日が暮れた頃に板南線に乗って国父紀念館駅を目指します。
「紅九九 個人麻辣火鍋」延吉店 の外観、メニュー、店内の雰囲気
国父紀念館駅は初めて降りる駅。道路が網目状の分かりやすい感じではなく少し迷いましたがGoogle Mapを頼りになんとか店にたどり着きます。
店も紅く燃えています。
台北と言えばバイクが名物ですが、店頭にも大量の原付きが並べられています。皆が原付きでディナーに行くというのは日本では聞いたことがなく台北スタイルと言えそうです。
店に入ると女性スタッフから”Do you have a reservation?” と英語で声がかかります。”No.”と言うと少し待ってから席に案内されます。
待っている間に気づいたのですが、本当に1人で来ている客はいませんでした。汗。
そして女子が多い。しかも10代?20代前半の若い女性が中心でおっさんにはアウェイ感が漂います。男性はカップルで来ている客のみでした。
まあ、このおっさんは美味しいものが食べられば無問題。
案内された席の下には荷物かごもありましたが、日本以外では初めて見ました。
メニューは日本語のメニューがあります。
写真がうまく撮れていないですね。汗。
まとめるとこんな感じです。
【 紅九九個人麻辣火鍋 延吉店の コースメニュー 】
○スープ
麻辣スープ、黄金養生スープ (豚骨ベース)、野菜スープの3つスープから1つもしくは2つを選択
○野菜
台湾産野菜の盛り合わせ or 台湾産しいたけの盛り合わせを 選択
○盛り合わせ
海鮮の盛り合わせ or ホルモンの盛り合わせ or 練り物の盛り合わせ を選択
○肉
・458元
肩ロース(アメリカ)、トモバラ(アメリカ)、豚の肩ロース(台湾)、ラム(オーストラリア)、鶏のもも肉(台湾) 5つから1つ選択
・588元
松坂豚豚トロ(台湾)、特上トモバラ(アメリカ) 2つから1つ選択
・720元
プレミアム肩バラ(アメリカ)、リブロース(アメリカ)、イベリコ豚(スペイン) 3つから1つ選択
○ライス・手作りラーメン・春雨・インスタントラーメン・韓国トック 5つから1つ選択
○デザート
タピオカミルクティー 49元
それぞれ選択肢がすごい。○の中から1つ選択して、肉をどれにするかで合計金額が違うという感じです。
これだけついて458台湾元 (1,680円) からなのでリーゾブルな感じです。
自分は松坂豚というと言う言葉に惹かれて台湾産の松坂豚豚トロにしましたが、結果的にこれは失敗でした。
麻辣スープは辛さが4段階選べるというので下から2番目にしてもらいましたがこれが後で地獄を見ることになります。
自分は激辛党ではありませんが、これでも激辛で有名な「蒙古タンメン中本」の7辛(最高は10辛)くらいまでは平気なんですが。。
なお、店員さんは日本語は通じませんが、英語は普通に通じるので意思の疎通には問題ありませんでした。
もう一度店内を見ても若い女性中心です。隣は一人客どころか四人組のグループでした。
タレは2種類。醤油ダレとネギだけのものは麻辣用だそうです。
しばらく待ってアフタヌーンティーのような感じで野菜や肉がやってきたところでは、大当たりを確信していたのですが。
「紅九九 個人麻辣火鍋」延吉店で頂いたもの
台湾野菜・練り物の盛り合わせ・松坂豚豚トロ
すごいなこれ。思いっきりインスタグラムを意識してるな。アフタヌーンティーのケーキスタンドみたいです。
野菜も見た目に新鮮な感じ。
練り物は全部違うもので海老餃子やつみれ、
そしてなぜか唐揚げまで。
松坂豚の豚トロも見た目にすごく美しいと思ったのですが。
スープ (麻辣スープ、黄金養生スープ)
この二層に分かれている鍋は鴛鴦火鍋(おしどりひなべ)と言うそうです。
麻辣は見た感じそこまで辛いように見えなかったのですが。
最初は両方に野菜を入れます。アクを取るのは日本人くらい?少し気になれば郷に入っては郷に従えです。
しかし麻辣を少し口に含んだ途端に猛烈な辛さが襲います。そして咳が止まりません。お茶を飲んで落ち着こうと思いますが止まりません。多分2分くらい続いたでしょうか。
見かねた店員さんが水を持ってきてくれました。
しかし水を飲んでも止まりません。
ただでさえこの場で浮いているのに、咳込むおっさん。。冷や汗が流れます。
仕方ないので黄金養生のみで食べることに。途中で店員さんがスープを足そうとしますが、制止します。
ただ麻辣に黄金養生を足すというので、それならとお願いします。これがその写真ですが、しかし猛烈に辛いのは変わらず。
ちなみにこの辛さの招待は青花椒だそうです。なんじゃそれ?よく分かりませんがこいつには今後近づかない方が良さそうです。
その後は食べ進みます。徐々に意識も回復。
ただ野菜も美味しいし、練り物も全部種類が違うのは良いのですが、どれも普通と言えば普通です。まずいものはゼロでしたが、すごく印象に残るものもゼロでした。
そして、松坂豚。ものすごく切り身が小さいです。1つずつ食べても食べた気がしません。
5個ぐらい一気に食べると旨味を感じることに後から気づきましたが。この松坂豚、火を通すとすぐに結構固くなります。脂肪の感じもそこまで美味しく感じません。見た目は悪くありませんが、あまり美味しく感じませんでした。
最後に麻辣に入っているものくらいは食べようとがんばります。
右のは焼き豆腐だと思うのですが、左の物体が謎。何これ?1つ食べたけどあまり美味しく感じなかったので残すことに。
手作りラーメン・デザート
自家製ラーメンは白くて何かうどんのような感じ。
あまりコシはありませんが、そこそこ美味しかったです。
そして、食後に仙草ゼリーが。
今まで仙草ゼリーにはあまり良い印象がなかったのですが、これは美味しかった。ほんのり甘さもあります。
しかしこれはパッケージからして市販のもの?
細かいものことに気にしないのが台湾スタイルですね。
「紅九九 個人麻辣火鍋」延吉店の行き方、営業時間、感想
106台北市大安區延吉街131巷7號
【 紅九九個人麻辣火鍋の営業時間 】
11:30~24:00 (LO 22:30)
定休日 なし
「るるぶ台湾」より引用しました。
【 紅九九個人麻辣火鍋の感想 】
・麻辣は猛烈に辛い。日本では経験したことがない類の辛さ。辛さ4段階で下から2番目というのは信じられない。辛さに自信がある人でも1番辛くないので良いかも。
・火鍋コースは多品目の野菜や練り物などを食べられるのが良い。インスタ映えもする。ただ特別に美味しい感じはない。松坂豚はイマイチだった。
・1人鍋を謳っているが1人客は自分だけだった。雰囲気は良いがサービスは普通。店員は日本語は通じないが英語は上手だった。