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【九份】は行かない方が良いよ!超混雑ぶりが半端ない!バスも怖かった

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海外旅行が大好きなしげPです。特にアジアとヨーロッパが好き。イギリス留学経験あり(英検1級 TOEIC950)。ANAマイラー。メインブログが「東京たべある記」なので海外旅行でもグルメにはとことんこだわります。2019年、突如以前はほとんどしなかった国内旅行をするようになりブログのタイトルが危ぶまれています(笑)

九份とは?

九份 (日:きゅうふん、英:Jiufeng、中:ジウフェン) は元々金鉱で栄えた町。

ウィキペディアには以下のように記されています。

その昔、九份は台湾の一寒村に過ぎなかったが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代に藤田組によりその最盛期を迎えた。九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、路地や石段は当時に造られたものであり、酒家(料理店)などの建物が多数残されている。

しかし、第二次世界大戦後に金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退し、一時人々から忘れ去られた存在となっていた。

九份はまず台湾で1990年代にブームが起こります。

1989年、それまでタブー視されてきた二・二八事件を正面から取り上げ、台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市』(侯孝賢監督)のロケ地となったことにより、再び脚光を浴びるようになる。映画を通じて、時間が止まったようなノスタルジックな風景に魅せられた若者を中心に多くの人々が訪れ、メディアにも取り上げられるなど、台湾では1990年代初頭に九份ブームが起こった。

閉山してから昔の姿がそのまま残されていたのが良かったのでしょうね。近年はレトロなものが世界的に流行しているように感じますが、台湾も同様なようです。

しかし日本人に有名になったのはなんと言っても「千と千尋の神隠し」の存在が大きい。

宮崎駿のアニメ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったという噂もあり、日本の観光客への知名度が高まったほかに台湾でも知られ、「神隠少女 湯婆婆的湯屋」の看板がモデルとされる茶屋のそばに掲げられている。一方、スタジオジブリや宮崎により、これは公式に否定されている。

スタジオジブリや宮崎駿さんは否定しているんですね。これは知らなかった。

それでも世界的に大人気の宮崎アニメ。「千と千尋の神隠し」の舞台を見ようと九份を訪れるのは日本人だけではないようです。

自分が九份に行きたいと思ったのは以上の要素に加え、台北からバスでわずか1時間ちょっとで行けること。片道3時間だったら少し考えますが、1時間なら気軽に行けます。

また「千と千尋の神隠し」のモデルなったと言われる「阿妹茶樓」(アーメイチャーロウ) その名の通りお茶屋さん。お茶菓子が楽しめるようです。これはぜひ体験してみたい。

とうことで、気楽な気持ちで九份に向かったのですが、自分を待ち構えていたのは見たこともない大混雑。クリスマスの10日ほど前の時期で決して繁忙期ではないのですが。

この時期なら少しは空いていると思いきや見通しが甘かった。

ベネチアなどヨーロッパの一部の人気観光地の混雑ぶりが話題になりますが、九份は狭い場所に見所が密集しているゆえ人口密度ならどこにも負けないと思います。

結局見たい場所から「阿妹茶樓」を見ることもできず、「阿妹茶樓」でお茶をすることもできず、帰りの暴走気味のバスに怯えながら台北に着いた時のほっとした気持ちといったら。

とうことで、今回は自分の九份観光記 (失敗記) となります。

安易に九份に行くのは本当にお勧めしません

九份の現状はこんな感じということを知る一助になればと思います。

 

 

バスで九份に行く-実体験に基づく注意点

台北市内から九份に行くにはバス、鉄道、タクシーが使える

台北市内から九份に行くにはバスを使う方法が1番簡単です。

鉄道(台鉄)で行く方法がありますが、途中の瑞芳(るいふぁん) までしか行かず、結局瑞芳駅からはバスかタクシーを使うことになります。

値段はバスで片道ざっくり100元くらい。

鉄道+バスもざっくり100元くらい。鉄道+タクシーはざっくり300元くらい。

瑞芳からは九份へ行くタクシーはは一律205元と決まっているそうです。なお鉄道の運賃は普通、急行、特急によって違います。台北→瑞芳は50元から80元くらいのようです。

なお、台北市内から九份までのタクシーの料金は情報が混在しています(多分実際に乗った人は少ないため)が、1,500元くらいというのが信用できる数字だと思います。

バスは2路線あります。おそらく主要駅である忠孝復興駅の方が便利な人は基隆客運、西門駅の方が便利な人は台北客運バスを選ぶ人が多いのではないでしょうか?

【 台北市内から九份に行く主なバス2路線 】

・基隆客運 金瓜石行き (1062系統)

台北中崙- MRT 忠孝復興駅台鉄・MRT 松山駅前台鉄 瑞芳駅九份老街-金瓜石

・台北客運バス 金瓜石行き (965系統)

MRT 府中駅-MRT・台鉄・高鉄 板橋駅-台鉄 萬華車駅-MRT 西門駅MRT 北門駅台鉄 瑞芳駅九份老街-金瓜石

なお、西門駅からの方が20分くらい九份に近いようですが、本数は忠孝復興駅からの方が全然多くざっくり10分に一本くらいは走っているので、こちらを利用する際は細かく時間を調べる必要はないと思います。

バス乗車記 行き:忠孝復興駅から九份老街へ 基隆客運 金瓜石行きに乗る (1062系統)

忠孝復興駅の2番出口を出てそのまままっすぐではなく反対側に少し歩いたところにバス停はありました。

時刻は14:45分くらいで10名ほどが並んでいました。なお、九份は夕暮れ時が1番綺麗という評判なのでベストな時間かと思いましたが、もっと早めに出発する必要がありました。

何気なく路線図が写真に写っていましたが、後から考えるとこれが結構重要でした。

乗る前はこのバスは急行的なもので主要駅などを中心に停車すると思ったのですが、そんなことはなく普通の路線バスそのもので頻繁に停車しました。

ここで注意点が2つあります。

1つ目は乗車時はほとんどの人が「悠遊カード」という交通系カードを使っていたこと。(日本のSuica、PASMOに相当)

これは絶対に持っておいた方が良いです。

乗るときと降りる時に運転手の横でタッチします。

現金も使えますが、お釣りがないという噂もあります。それよりも「ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ」というリズムで人が次から次へと乗車してくるので、現金払いで後続を待たせるとプレッシャーを感じるかもしれません。

「悠遊カード」MRT・台鉄・バスに乗るのに使えて割引もあり、コンビニでも使えます。バスに乗る時はあった方が良いと思います。(自分は台北到着時に購入しました) 300元ほどチャージしてあれば安心でしょう。

2つ目の注意点は台湾あるあるでバスは猛烈に冷房が効いていることです。

今回は12月の中旬でも台北は20度超え!頑張れば半袖でもいけそうな陽気でしたが、半袖でバスに乗ったら間違いなく風邪を引きそう。

さて、バスは14:55頃に発車。混雑はそこまでではありませんが、頻繁に停車するので少しづつ乗車率が上がっていきます。

バスは市内を出るまで渋滞気味で時間がかかります。その後高速道路に入りますが、そこまで高速を使う区間が長くなく、途中で台鉄が走っているのが見えてきたと思ったら瑞芳駅がありました。

瑞芳からも大勢乗ってきます。鉄道で瑞芳まで行っても結局は台北発のバスに乗ることも普通にありそう。

瑞芳をすぎてしばらく経つと山道に入ります。ここからは結構怖かった。カーブの連続で運転が結構荒いです。

バスも車も多く、一度急な曲がり角で乗っていたバスが反対側のバスにぶつかりそうになります。運転手はクラクションを鳴らして怒っていましたが。

台湾のバスの運転手は日本のバスの運転手と違い気性の荒そうな人が多い。ちょうど日本のトラック運転手のような感じ。

実は台湾はバス事故が多いことで有名です。現状でも危ない感じなのでこのまま九份に行く人が増え続けたらバスの大事故が起きても不思議でない感じがします。

また、大人になってからバス酔いをしたことはありませんでしたが、今回少しだけ酔ってしまいました。

 

 

バス乗車記 帰り:九份老街から松山駅へ 基隆客運 台北方面行き (1062系統)

帰りのバス停は行きと同じく九份老街ですが、行きのバス停から数分登ったところにあります。

海が綺麗に見えますが、自分が立っている所はこの人混み。

次のバスで乗れるか心配でしたが、なんとか乗れました。ちなみにまだ18時前でピークの時間はこれからだと思います。ピークの時間がどれだけ混むかと考えるとぞっとする。

また行き同様に帰りのバスもエアコンのおかげで車内はキンキンに冷えています。

なんとかカーブが続く山道は無事に通過しましたが、その後どんどん乗客が増え、ついに立っている人まで。

しかし、立っていた乗客たちは短距離の移動だったようで、いつの間にかいなくなります。

その後高速に入ります。ほっと一息と言いたかったのですが、ここからバスの暴走が始まります。

3車線くらいあるのですが、どんどん車線を変えてどんどん追い越していきます。体感140Km以上は出ていたと思います。おいおい大丈夫だろうな、と不安になります。

高速を降りて市内に出ると松山駅が見えてきます。

忠孝復興駅まで行くつもりでしたが、MRTの駅ならどこでも大丈夫だろうと突然降りることにしました。これ以上バスに乗っていたくなかったのです。

降りた時は心底ホッとしました。九份から松山駅まで1時間弱でしたが、結局バスは行きも帰りも怖かった。

バスで九份に行く際に留意した方が良いこと

【 バスで九份に行く際に留意した方が良いこと 】

・バスの運転は荒い。バスに酔う人もいそう。行きの山道のカーブと帰りの高速道路はかなり怖く感じた。注意のしようがないが台湾はバスの事故が多いことには留意した方が良い。

・台湾あるあるで冷房が強烈に効いているので上着は必須。

・九份に行くバスは特別なバスではなくただの路線バスなので停車駅が多い。

・運賃の支払いには悠遊カードが便利。

 

 

基山街の混雑の様子

さて、先に帰りのバスまで紹介しましたが、行きのバスで「九份老街」を降りたところです。

「九份老街」が九份に行く人の大部分が降りるバス停で、実際の「九份老街」の入口はセブンイレブンの手前にあります。(ちなみに老街は古い街という意味)

セブンイレブンは大きいの見逃すことはありません。ちなみに先程も書きましたが帰りのバス停は数分登った道路の反対側にあります。

九份古い町と書かれた日本語も見えます。

なおここからしばらくまっすぐ続く道が基山街。

基山街をしばらく進んでから直角に交わる道が階段道の豎崎路。

豎崎路が九份のハイライトで「阿妹茶楼」があるところです。

自分の着いた16時頃。基山街は人は多いものの空いている場所もありました。

しかし途中から人が増えて来たような。

少し路地にそれてみると至るところで良い景色が見えます。

あれもお茶屋さんか。そこまで混んでいないな。この頃はまだ楽観していました。

高台から見える海は綺麗です。九份はそれこそ至るところで海を見ることができます。

そして、豎崎路とクロスします。

なんだ空いているじゃん。「阿柑姨芋圓」を「阿妹茶楼」と勘違いしていました。

店の前に着いてから勘違いに気づきます。ただ今調べてみると「阿柑姨芋圓」は台湾の伝統的なタロイモ団子の老舗だったようで、今思うと結果的にここで食べていたらともっと九份の印象が良くなったかもしれません。

 

 

阿妹茶樓付近の超混雑の様子

「阿柑姨芋圓」から豎崎路を下に下っていき基山街も超えたところに馴染みのある景色が見えてきました。同時に人もいきなり増えます。

あった!阿妹茶楼(九份阿妹茶酒館)です。

ただこんな感じで建物の一部は撮れるものの全体は撮れません。

また「阿妹茶楼」自体もものすごく混んでいます。

ただ、自分は予習していました。目の前にある「海悦楼茶坊」が「阿妹茶楼」の写真を取るベストポジションである事を。

「海悦楼茶坊」はすぐに見つかりました。

ただ中には入れません。階段の店の前におばさんがいて、中に入れないといった仕草をします。”Can I wait here?” と行っても「分からない」と言われます。何が分からないか分かりません。

その辺で適当に待っていましたが、顔が効く日本語をしゃべれるガイドの人が10人くらいの日本人を引き連れて堂々と中に入ります。システムがよう分かりません。

16時半くらいですが、みるみるうちに人が増えてきます。「海悦楼茶坊」に入れる保証はありません。あまりの人口密度に息苦しくなって一旦ここを離れることにします。

しかしもう少しで日が暮れる1番良い時間だったのでここにいるしかなかったと今考えると思います。

単に戻るのでさえとんでもなく大変でした。

上にはこの人。

下にもこの人。

どちらに行くか迷いますが、結局下に行くことにしました。振り出し地点のセブンイレブンに戻ろうとしますが、結構迷いました。20分くらいかかったと思います。

さて、どうしよう。九份で何も成し遂げていません。セブンイレブンの前で少し悩みます。

結局「阿妹茶楼」は無理でも何かお茶屋でも入って帰ろうと決意しますが、基山街も先程とは比べられないほど混んでいます。

そしてなんとかたどり着いた豎崎路は一歩も進めない感じ。外もすっかり暗くなりました。

この光景を見て、お茶屋とか言っている場合でないと思いました。この人混みが一気に帰る時間になったらどれほど混むか想像が着きません。バスに乗るのに延々と並ぶことになりそう。

ここで自分は見通しの甘さと失敗を認めていさぎよく引き返すことにしました。

帰りに適当な店でタピオカミルクティーを購入。

50元でしたが結構美味しかった。量もあります。これで200円以下だから日本で500円出してタピオカミルクティーを飲む気にはとてもなれません。

 

 

それでも九份に行きたいなら

さて、これが自分の九份体験記ですが、それでも行きたくなりましたか?

個人的には九份は無理して行くような場所ではないと思います。

それでも話の種に、インスタ映えする写真を撮るために九份に行きたくなる人も多いと思います。自分自身ももう行く必要がないと思う自分がいるのと同時にリベンジしたい自分もいます。

ここから自分の失敗を元にもう少しスマートに九份を楽しむ方法を考えてみます。

自分がもう一度九份に行くとしたら、泊りがけで行きたいと思います。

午前中が空いているらしいし、夜もほとんどがの客が日帰りなのでバスが終わった時刻など全然人がいなくなるそうです。(店も閉まりますが)

また台北から日帰りなら午前中に来て、人が少ないうちに主要なところを周り、早い時間で「海悦楼茶坊」の席を抑えて夕暮れ時までそこでゆっくり待ちます。

また交通機関はバスはもう乗りたくないですね。運転が荒くて怖い。

3人以上で九份に行くならタクシーがベスト。1,500元ですが、1人500元なら悪くない。

1人で行くなら台鉄+瑞芳駅からタクシーが良いかと思います。

 

 

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