【328カトンラクサ】シンガポールを代表する名店のラクサは安くて絶品!
注 : 実際にシンガポールを訪問したのは2020年3月初旬です。
今回の内容
328カトンラクサ (328 Katong Laksa) とは?
ラクサとは主にシンガポールやマレーシアで食べられるスパイシーな麺料理のこと。
日本のラーメンのように土地によって違うようです。自分が今まで食べたラクサは日本で食べるものも含めてほとんどシンガポールスタイルのものです。
シンガポール風ラクサの特徴はココナッツミルク。そういった意味ではタイカレーにも似ていて辛いかどうかも店によって全然違います。申し訳程度に辛い店があったりデフォルトでも相当ピリ辛だったり。
また、海老の出汁が効いていたりハーブで風味を加えたりとレシピは結構複雑で自分でもよく分かっていません。
ただタイカレーが日本人に合うようにラクサも日本人の口に合うと思います。自分も大好きな料理です。
さて、シンガポールで1番有名なラクサと言えばおそらく「328カトンラクサ」。ほとんどのガイドブックに載っている有名店です。いわゆるベタな有名店と言っても良いでしょうか?
実は「328カトンラクサ」には行ったことがあります。
前回のシンガポール訪問ではMRTノベナ(Novena) 駅近くのオアシアホテル (Oasia Hotel Novena)に滞在したのですが、ノベナのショッピングモールUnited Squareに「328カトンラクサ」がありました。
ただ、こちらは支店。屋台のような簡単な作りの店で美味しかったですが、今回の訪問では是非とも本店に行こうと思っていました。
「328 カトンラクサ」の唯一のネックは少し行きにくいカトン地区にあること。MRTを利用するとEunos(ユーノス)駅から2,30分歩くことになるようです。
常温なら問題ないですが、常時30度を超えるシンガポールでこの時間を歩くと容赦なく体力が奪われます。
タクシーで行くことも考えました。配車アプリのGRABで調べると宿泊していたブギスのアイビスホテルから7 SGDくらい。そんなに高くありません。
しかしシンガポールは狭い国中で「バスで行けない場所がない」と言われるくらいバスが発達していることを思い出し、宿泊していたBugis (ブギス) からバスに乗ってカトン地区を目指しました。
プラナカンハウスから328カトンラクサへ
バスは本数も多くブギス駅から10分少々で無事にカトン地区に到着。
カラフルな外観で有名なプラナカンハウスを少し見ましたが、気がつくとかなりの空腹。時刻は13時を回っています。
この通りを少しまっすぐに進んで左折。海に近い方に「328カトンラクサ」はあるとGoogle マップが示しています。
車通りの少ないCeylon Rdなる通りですが、見た目も派手なスリ センパガ ヴィナヤガー寺院がありました。こりゃ目立つわ。
そのちょっと先の道路の反対側に328カトンラクサを発見。
蛍光色の看板はまあまあ目立ちますが、白を基調にした落ち着いた感じの外観です。
328カトンラクサの外観、メニュー、店内の雰囲気
「328 加東叻沙」。加東は日本人なら想像がつきます。叻沙も沙の字は読めますね。
良く見ると「人気の店 328 カトン ラクサ」という日本語も発見できます。
中に入るとレジがあってそこでお金を払って注文して商品を受けておるセフルサービス スタイルのようです。
ラクサはスモールサイズが5.5SGD(415円)、ラージサイズが7.7SGD(580円)。点心もあるのですね。
スモールサイズのラクサとフレッシュライムジュースを注文。これは2SGDちょっとでした。
ラクサは調理時間が短いようですぐにジュースと共に出てきます。席は自由。半分以上の席は空いていました。
白とオレンジ色の柱。このオレンジ色はラクサの色から取ったのでしょうね。
客は西洋人とアジア人ですが、ローカルな感じではありません。やはり観光名所なんでしょう。
壁には雑誌の切り抜きだけでなく、新聞の切り抜きも貼られています。
328カトンラクサで頂いたラクサ
まずは喉がカラカラだったのでライムジュースから頂きます。
美味い!体に中に染み渡ります。すっきりした飲み心地が最高。あまりライムジュースは飲んだことがありませんが、シンガポールの気候には最高に合います。甘みと程よい酸味が良いですね。
そしてラクサ。
エビや貝の姿が見えます。後はハーブ系のものも載っていますね。
さて、まずはスープ。
辛い!すごいスパイシーです。見た目はあまり赤くないので舐めていたのですがチリペーストがすごく効いています。
しかし甘いココナッツミルクの何とも優しいフォロー。タイカレーもそうですがこの組み合わせは最高ですね。
動物系の出汁は使われていないそうですが、貝の旨味はしっかり感じられます。美味いわぁ。
そして麺が独特。すごく328カトンラクサの麺は短くてレンゲで食べるようになっています。
麺は最低限のコシはありますが、食感を楽しむものという感じで完全にスープの脇役です。
これはこれで美味しいですが、普通の長い麺も食べてみたくなります。
エビの固体は数個入っていました。
これは追加のチリペースト。
さすがにこれは使いませんでした。
ただ中華系の辛さは半端ないだけに、これがないと満足できない人も多そうです。おそらく日本人は使う人が少ないのでは?と想像しますが。
328カトンラクサの行き方と営業時間
51 E Coast Rd, シンガポール 428770
East Coast Road というカトン地区では交通量の多い通り沿いにあります。
【 シンガポール 328カトンラクサの営業時間 】
8:00~22:00
定休日 無休
328カトンラクサの感想と食べログ採点
【 シンガポール 328カトンラクサの感想 】
・ラクサのスープが絶品。かなりしっかりと辛いが甘いココナッツミルクとのハーモニーが素晴らしい。病みつきになる味。貝の出汁もしっかり効いている。
・短い麺は好みが分かれそう。個人的には長い麺を食べてみたい気も。
・店は簡素な作り。それにしてはやや高めかもしれないが、日本円で400円ちょっとで美味しいラクサを食べられるので十分にリーゾナブルだと思う。
328 KATONG LAKSA 51 E Coast Rd (東南アジア料理(その他) / カトン)
昼総合点★★★☆☆ 3.5