【元祖カヤトースト】「ヤクン」ブギス店で人生初のカヤトースト
今回の内容
シンガポール朝食の定番カヤトースト(kaya toast)とは?
シンガポールの朝食と言えばカヤトースト。
という話は聞いていたのですが、まだ食べたことはありません。今回のシンガポールでは是非とも初挑戦しようと思っていました。
ところでカヤトーストとはなんぞや?ウィキペディアで調べてみました。
カヤトーストとは、すでに焼き上げられたパンにカヤと呼ばれるスプレッドを塗った上で、もう1度軽く焼き上げて作られる料理である。
ふむ。カヤが分からない。更にウィキペディアでカヤを調べてみます。
カヤジャム(マレー語:Kaya インドネシア語:Seri Kaya)とは、食品の1種であり、ペースト状のスプレットの1種である。日本ではしばしばカヤジャムと呼ばれるものの、単にカヤとも呼ばれる。
カヤジャムは、ココナッツミルクと、カモの卵、または、ニワトリの卵のいずれかの卵とを使って作られる。
カヤ=カヤジャムなんですね。ココナッツミルクと鴨または鶏の卵ですか。
まあ食べてみた方が手っ取り早く分かるかと思いシンガポール旅行の2日目の朝、ホテルに近いカヤトーストの店を探します。
泊まったのはブギス(Bugis)駅から10分くらいの「IBIS SINGAPORE ON BENCOOLEN」。
ブギスに泊まったのは初めてですが、MRTに乗るのも観光も超便利。空港ヘは緑のEast-West Lineに乗れば良いし、アラブ人街やラッフルズホテルには徒歩で行くことができます。
食べる場所はそれこそいくらでもあります。
ホテルのグーグルマップで調べると駅前の「ブギスジャンクション(Bugis Junction) なるショッピングセンターに「ヤクン・カヤトースト」が見つかりました。
ヤクンはシンガポールに50店舗ほどあるそうで、町の至る所にあるとか。実際にこの後も数店舗見かけました。シンガポールでカヤトーストを広めた元祖と言われているらしく、ベタな店ですが人生初のカヤトーストには相応しい。
ということで当日の朝、地上から行けば分かりやすいのに地下から行ってブギスジャンクションを探すのに少し苦労しましたが、9時半頃になんとか「ヤクンカヤトースト」ブギスジャンクション店に到着しました。
ちなみにこれを書いていて知ったのですが、「ヤクンカヤトースト」はかつて豊洲に店舗があったとか。また2020年には新宿と霞が関に出店することが決まっているそうです。
ヤクンカヤトースト・ブギスジャンクション店の外観、メニュー、店内の雰囲気
店舗はいかにもショッピングセンター内の店舗という感じ。
そこそこ日が並んでいます。ちなみにカヤトーストは朝食以外でもシンガポール人は普通に一日中食べるとか。
ほとんどの人がセットをを頼むようです。
左上の法則でセットAを注文。
【 ヤクンカヤトースト ブギスジャンクション店の主なメニュー 】
Aセット : Kaya Toast with Butter Set 4.8ドル
Bセット : Steamed Bread Set 4.9ドル
Cセット : French Toast with Kaya Set 4.5ドル
Dセット :Smoked CHeese French Toast set 5.2ドル
Eセット : Kaya Toast Set 4.8ドル
Fセット : Butter Sugar Toast Set 4.8ドル
セットAの中身はカヤトースト2、半熟たまご2、ホットコーヒー or ホットミルクティーのようです。卵が付くのですね。卵は店のおばちゃんがその場で割っていました。
またミルクティーはもちろん東南アジアならではのあまーいやつ。日頃は紅茶に砂糖を入れることはありませんが、東南アジアスタイルも嫌いではありません。
トーストは少し待つようで、日本のショッピングモール同様にブザーを渡されます。
2分ほどでブザーが鳴りカヤトーストを取りに行きます。そこまで待たなくて良いのは嬉しいですがトーストはベストな状態ではありませんでした。
ヤクンカヤトースト・ブギスジャンクション店で頂いたセットA (ミルクティー)
温泉卵のような半熟卵。
2つ食べるのがシンガポールスタイルなんでしょうか?味はついていません。
そして甘いミルクティー。そういえば香港でも同じようなミルクティーを飲んだ記憶が蘇ります。
そしてカヤトースト。
トーストはカリカリと言いたいところですが、そうでもありません。早く順番が来ましたが焼きは甘いですね。中にはカヤとバター。
甘くてベタつく食感です。ボリュームがありそうですが、薄いのでそうでもありません。
しばらく経つと口の中がカヤの甘みとバターな感じになったので半熟卵を頂きます。このために半熟卵はあったのかという感じ。ただ味がついていないので少し素っ気無い感じもします。
別にまずいわけではありませんが、こんなもんかが正直な感想。
ただカヤトースト自体は美味しい店で食べればかなり美味しだろうというポテンシャルは感じました。
お値段は4.8シンガポールドル。(約360円) まあコーヒーか紅茶も付いているし高くはないですね。
あとお手拭きは持っていった方が良いかもしれません。自分はポケットティッシュを持ち歩いているのでそれでなんとかしましたが、ややベタベタ感は残りました。紙ナプキンも目につくところには置いていませんでした。
ヤクンカヤトースト・ブギスジャンクション店の行き方・営業時間
200 Victoria St, #B1-11 Bugis Junction, シンガポール 188024
道路の反対側だったので地下から行こうとしましたが少し迷いました。地上から行けば迷いようがないと思います。
これがブギス駅に隣接した「ブギスジャンクション」。「ヤクンカヤトースト」は地下の飲食店街にあります。
【 ヤクンカヤトースト・ブギスジャンクション店の営業時間 】
7:30 ~ 22:00
年中無休