【世界一安いミシュラン】「ティム・ホー・ワン」シンガポール シティホール店
今回の内容
香港発、世界一安いミシュラン一つ星「ティム・ホー・ワン(添好運)」とは?
ティム・ホー・ワン(添好運)は香港発の飲茶専門店。
香港大好きな自分は北角店に2度ほど訪問した事がありますが、名物の海老蒸し餃子など料理は絶品そのもの。
それでいて3品ほど食べて1,000円でお釣りがくるという脅威のコストパフォーマンス。サービスは愛想がないことこの上ないですが、この値段ならまるで気になりません。
そして2018年には日本の1号店有楽町店がオープン。とんでもない行列が話題になりました。
そして2019年には新宿サザンテラスに2号店がオープン。
どちらの姉妹ブログの「東京たべある記」で詳細なレポを載せていますのでこちらもよろしくお願いいたします。
東京の店もかなり正確に香港スタイルを真似ていてレベルが高いと思います。値段は香港の倍くらいですが。
さて、一時の台湾の「鼎泰豊」並に世界中に進出しているティホーワン。今や様々な国で見かけますが、中でもシンガポールは10軒以上あるみたいです。おいおい本国より多いじゃん。
マリーナベイサンズ、オーチャードロード、カトンといったメジャーな観光地の他に自分が宿泊したブギスの近くにはラベンダーとシティホールにティホーワンががあります。
実はシティホールの店舗は初日にマリーナスクエアの「ウィーナムキー」に行った際に店の前を通りかかっていました。
まあどこの店舗でも良いので、シンガポール滞在中はぜひティム・ホー・ワンに行きたいと思っていました。
何せ、ここ数年香港は政治的動乱がおさまる気配がなくやや旅行しづらいからですね。
というわけでシンガポール2日目の夜に「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」で「ガーデンラプソディ」を見た後、既に場所を知っているので迷わなくて済むシティホール駅近くの店舗に行くことにしました。
「ティム・ホー・ワン(添好運)」シンガポールCITYLINK MALL店の外観、メニュー、店内の雰囲気
MRTシティリンク駅に隣接しているCITYLINK。
ここを少し進んだ右側にティム・ホー・ワンがあります。
“Awarded One Michelin Star since 2010” 「2010年以来ミシュラン1つ星獲得」とあります。
日比谷と新宿同様に名物のチャーシューメロンパンはここでもテイクアウトできる様子。
勝手にメロンパンだけかと思いましたが、この雰囲気だとそれ以外もテイクアウトできそうです。
さて、店内は通りから丸見え。
地下街の一角なので高級感はありませんが、それなりに広さはあります。
2020年3月初旬、時刻には20時半。コロナの影響か満席ではありませんが、ガラガラの店が多い中、ティム・ホー・ワンはそれなりに混んでいます。さすが人気店。
通路近くの席に案内されました。
メニューを見ると香港、東京とだいたい同じな感じ。
海老の蒸し餃子(ハーガオ) は今までティム・ホー・ワンに行った際には100%頼んでいます。海老が大好きな自分にはたまらない一品。
5.5 SGD は420円くらい。東京より安いような気もしたのですが、サービスチャージやシンガポールの税金がかかったのでそうでもありませんでした。
焼売も気になりますが、
新宿で食べて美味しかったチョウファンを頼むことに。海老と黄ニラのチョウファンは7 SGD。
もちもち食感が最高なはず。
そして揚げ春巻き。
これは今までに食べたことがありません。鶏の揚げ春巻きは 5.5 SGD。
香港ではあまり見かけないデザートもありました。
さて、注文は自分で書き込む香港スタイル。
タイガービアにもチェックを入れましたが値段が分かりません。まあ5 SGDくらいかな?と後からチェックしたら10 SGDでした。たけぇ。
卓上はこんな感じ。
調味料は一通り揃っていました。
「ティム・ホー・ワン(添好運)」シンガポールCITYLINK MALL店 で頂いたもの
タイガービール
まずはタイガービール。
冷えたグラスがついてきたのは良いですが、缶ビールで350ml。10 SGD ならせめて500ml は欲しいところ。
それでも南の国で一日中歩き回った後では無条件に美味しいです。
海老と黄ニラのチョウファン
最初にやってきたのはチョウファン。
とろけるような口触りがクセになるはずのチョウファンですが。
あれっ?あまりとろける感じはなく単に皮を柔らかくした感じ。マジか?これがティム・ホー・ワン??
東京では香港の同様のクオリティだっただけにショックでかい。このショックは最後まで続くことになります。
鶏の揚げ春巻き
揚げ春巻きは写真で見たものより小さいカットされています。
皮はパリパリですが、すごくこぼれます。そして皮がかなり甘い。甘すぎじゃないの?鶏肉をあまり感じません。
この時点で気づいたのですが、ドリンクがきません。飲茶だから当然お茶はあるはず。
店員を呼んでお茶を注文するとお茶は有料のようです。ふー。何かとお金がかかるようになっています。
しかも飲茶スタイルではなく、器に継がれたお茶はぬるい。。
しかも閉店時間が迫っているようで、店員はあからさまに店を閉める準備をしています。使わないので良いようなものですが、まだ注文が残っているのに調味料は片付けられました。
海老の蒸し餃子(ハーガオ)
最後にきた海老の蒸し餃子(ハーガオ)。海老大好きな自分の大好物です。
見た感じは海老がぎっしりつまっていてハズレはなさそう、でしたが。
なんか皮が美味しくない。。海老は詰まっているのですが、透明でムチッとした食感の皮ではありません。汗。
そしてお会計。
食事の合計を足し算すると28シンガポールドル。
ただこれにサービスチャージ (サービスチャージ取るような事したか?)、シンガポールの税金、お茶、ナプキンなどが加算され、詳しく覚えていないのですが、+10 SGD くらいでした。これで3,000円超えかぁ。
あーあ、やはり香港に行きたくなりました。
シンガポールではどこもこのレベルでないと信じたいですが、ティム・ホー・ワン CITYLINK 店はティム・ホー・ワンなのにティム・ホー・ワンの劣化版という感じでした。
「ティム・ホー・ワン(添好運)」シンガポールCITYLINK MALL店 の行き方、営業時間、感想
1 Raffles Link, #B1 – 63 / 63A, シンガポール 039393
MRT CITYHALL 駅からすぐです。
【 ティム・ホー・ワン シンガポール CITYLINK MALL店の営業時間 】
平日 11am to 10pm (Last order 9:30 pm)
土日祝日 11am to 10pm (Last order 9:30 pm)
下の写真も参考に。テイクアウトは朝の7時半からやっているようです。
【 ティム・ホー・ワン シンガポール CITYLINK MALL店の感想 】
・すべての料理が香港・東京で食べたものに比べて大きく劣る。ティム・ホー・ワンなのにティム・ホー・ワンの劣化版とう感じ。
・サービスらしきものを受けていないのにサービスチャージ10%。他にもなんだかんかかるで高くつく。
・香港のクオリティを忠実に再現している日本人はすごいと変なところで感動。