2019年大連旅行帰国直後の感想 餃子は絶品!気候よし!物価安い
今回の内容
なぜ大連に?
大連に行ってきました。
なぜ大連?にと言われても深い理由はないのですが、現在は金銭的に余裕がないので基本的はANAのマイルを使って旅行するつもりでした。
15万マイル以上あるので、ニューヨークへファーストクラスで行くこともマイル的には可能ですが、あまり時間的な余裕もない。
となるとアジアですが、アジアの主要都市はほとんど行ったことがあります。特に最近は香港のリピーターでほぼ毎年行っています。
また香港でも良かったのですが、たまには違うところにも行きたくなります。
ところで、香港に行っていたら大規模デモの真っ最中に行くことになっていました。
行かなくて良かったような気もする反面、遠目からでも歴史的な瞬間見ておきたかった気もするので残念な気もします。
まあ、門外漢が行くのもどうかと思うので冷静に考えると行かなくて正解でしょうね。
さて、ANAマイルが取りやすくて近場というと中国になりますが、ANAは中国本土だけでも北京、大連、瀋陽、青島、上海、杭州、広州、厦門、成都、武漢と10箇所も運行しています。
中でも以前から気になっていたのは大連。満州国があった関係で日本とは馴染みが深い。歴史的な建物も多く残っているそう。
また日本に住んでいる大連人も日本びいきが多く良い印象を持っていました。
また、自分の地元の近く蒲田は「ニーハオ」を始めとする羽つき餃子のメッカ。系列店は数多く自分も月に一度は食べているかと思いますが、創業者の八木功さんは大連出身。
戦後もずっと大連にいて45歳の時に中国残留孤児として日本に帰国後、「ニーハオ」を大成功させた生きる伝説とも言えるお方。
大連では八木さんが苦心して開発した日本式の焼餃子はなさそうですが、その源流となる水餃子を食べてみたいというのも大連を選ぶ理由になりました。
さて、特典旅行券。マイルが貯まってもハワイなどはなかなか空席が出ませんが、大連はまずまずチケットが取りやすいようで、2週間前に土曜日~月曜日の成田-大連のチケットを押さえました。
大連の全体的な印象
気候が良い!
大連は昼間は東京と変わらず30度くらいになります。ただ昼間は暑いものの夜は涼しい。昼間も日陰は涼しい。そして梅雨がないそうで湿気が少なくとても居心地の良い所でした。
大連は日本の仙台市、アメリカのサンフランシスコと同じくらいの緯度。
中国の東北地方ということで、寒そうなイメージがありますが、不凍港だそうで冬でもそこまで寒くならないようです。
かつては不凍港が喉から手が出るほど欲しかったロシアから侵略を受けています。日露戦争では、旅順と大連をめぐって熾烈な戦いが繰り広げられたのは歴史で習いますね。
こんな感じで一年を通して良い気候のようですが、自分が行った6月中旬も最高の気候でした。
観光地ではない?ため英語はまるで通じない
中国は上海に過去2回行ったことがあり。他の中華圏は香港、マカオ、台北などそこそこ行ったことがあるので油断していました。
大連では英語はまるで通じません。”Beer.”くらいの英語も通じない。汗。
そういえば、行く前もグルメ情報などが前記の都市に比べて極端に少ないと思っていましたが、とにかく観光客がいない。
どこに行っても地元の人ばかりという感じです。中国国内からの観光客はいたと思いますが。
西洋人らしき姿も一度たりとも見かけませんでした。
というこで、注文には困りましたが、翻訳アプリを入れていたことを思い出しこれが役に立ちました。大連でこれなら、中国旅行では翻訳アプリは必須ですね。
物価が安い
旅の間に使ったもの全て合わせてちょうど1万円(640元)くらいでした。
交通費は地下鉄、路面電車だけでなくタクシーも乗ったし、食事も全て名が通ったレストラン。スタバに行ったし、ビアガーデンにも行きました。そしてマッサージも連日行って2回ほど。
2泊3日ですが、これだけやって1万円は素晴らしいですね。
街がきれい
大連の街は全体的にきれいでした。
道路は街路樹がある道が多くて結構整然としています。まあそこまで裏路地に行った訳ではありませんが。
ありがちが道路のでこぼこなどや、歩道も一部が大げさに破損しているようなこともなく、普通に快適でした。
また、至るところに広場があり、ショッピングセンターの周りもかなりのゆとりのある空間になっています。大連の人口は600万人だそうですが、中国にしては人口密度が高くないのかな?
道路がすごく渋滞している様子もなく、何かおっとりした雰囲気の街でした。
大連グルメ
外食する機会が3回(一日目夜、二日目昼・夜)あったのですが、ほぼ餃子だけしか食べませんでした。どれも本当に美味しい。そして日本で食べた水餃子とは少し違っていました。
餃子は1セット12~15個くらい。1人で食べる人いないんかなぁ。とにかくこれだけでお腹いっぱいになります。美味しいけど流石に多すぎや。
5人くらいで5種類餃子を食べられたら最高ですね。
開口笑水餃@百年城
開口笑。読み方は分かりません。しかし口を開けて笑うとは何か良さげな名前。
何かの大連餃子ランキングで一位の店。中国の東北地方の料理だそうで、チェーン店だとか。
しかし水餃子を頼んで衝撃!
餃子がお湯の中に入ってない!日本の水餃子はお湯かスープの中に入っているもんですが。
普通に美味しいですが、少し水分が欲しくなりました。
それよりも驚いたのがこの野菜炒め。
キャベツに似た野菜ですが、シャキシャキで食感最高。オイスターソースにニンニクに唐辛子という感じでシンプルながら実に良い味付け。めちゃくちゃ美味かった!
ビールのつまみにも最高。マジでいくらでも食べられそうです。
喜家徳@星海公園
喜家徳は中国に500店舗くらいある人気チェーン店。
ただチェーン店といっても人気の店はどこも手作りなんですよね。この辺は日本とは違う。
それにしても水餃子って見た目が地味だなぁ
実際はニラ卵にもれなくぷりっとしたエビが入っていてメチャ美味いのですが。
それにしてもこれが最小単位。15個で28元(450円)って安すぎです。
不二心@青泥洼橋店
不二心は小籠包とワンタンのチェーン店。実は大連にも「鼎泰豊」があって、当初は「台湾と食べ比べるのも良いかな」と思い行くつもりでした。
実際に店頭まで行ったのですが、やはりローカル度が強い店に行きたいと思って行ったのがこちら。
翻訳アプリを駆使して店員からお勧めと聞き注文したのが雲丹のワンタン。
中国語で雲丹は海肝なんですね。想像もできませんでした。
確かに雲丹がたっぷり。スープも美味しく良かったのですが、あまり雲丹の感じがしませんでした。うーむ。茹でた雲丹の経験値が少なかったためか、はたまた大連の海肝と日本の雲丹は違うのか。
大連観光
星海広場・星海公園
アジア最大の公園とか。香港返還を記念して作られたそうです。
日曜日で親子連れが多くのどかです。すごい平和。外は暑くとも潮風がむちゃくちゃ気持ち良い。
ここでも大連の気候の良さを感じました。
東方水城
東港ベニス水城という表記も。なんと大連にもベニスがあるのです。
ベネチア感もなかなかです。ゴンドラ?
ほれこの通り。
入場料は無料でテーマパークというより不動産を売っているよう。中にも住めるみたいです。あまり埋まっていませんでしたが。
ビアガーデンで飲んだドイツビールが美味しかった。大連で製造しているそうです。
大連駅付近
大連に行く前は歴史めぐり的なことを考えていたのですが、満鉄の資料館?は土日休み!
見たかった特急アジア号はもう大連にはない様子。
更に、地球の歩き方に「旧日本人街」とあるところに行ってみてもどれがどれだけ分からない。結局歴史探訪は諦めました。冷静にツアーでガイド付きじゃないと厳しいかも。
そんな中で大連駅には行きました。威風堂々。上野駅を模して作ったそうです。
路面電車
路面電車に乗りました。渋くてかっこいい。これも多分日本が作ったもの。
マッサージ
大連ではタイマッサージが人気のようで、結局2日ともタイマッサージに。(違う店)
一日目はタイ古式マッサージ、二日目は足裏マッサージです。どちらも女性にやってもらいましたがパワフル。タイでやってもらうより効いたかも。
というこで、簡単に大連旅行を振り返りました。
なるべく短期間で書き上げようと思っております。