シンガポールNo.1チキンライス「天天海南鶏飯」マックスウェルフードセンター

今回の内容
天天海南鶏飯 (Tian Tian Hainanese Chicken Rice) とは?
今回のシンガポール旅行の飲食店はなるべくベタな店に行こうと決めていました。
まだ弊ブログは歴史が浅く、ここでシンガポール旅行記を書くのが初めてという事もあってビッグネームを狙うのが常道かな?と。
またシンガポールに行き始めた頃はそこまで飲食店にこだわりがなく、あまりベタな有名店に行ったことがないという事情もあります。
さて、この日昼間はベタ中のベタ、カトン地区にある「328カトンラクサ」に行ってきました。
これは美味しかった。さすが美食の国シンガポール。有名な店は有名になるだけのことはあります。
そしてこの日の夕方はマックウェスフードセンターにあるこれまたベタな「天天海南鶏飯」に行くことにします。
フードコートにあるのにミシュラン・シンガポールのビブグルマンにずっと選ばれています。海南鶏飯の知名度はおそらくシンガポール一なのではないでしょうか?
ところではマックスウェルフードセンターには行ったことがあります。最初にシンガポールに行った際ですから、もう10年以上前。
当時は今とは逆に最低限の情報だけで旅行しており、必然的に生じるハプニングを楽しむというスタンスでした。
その最低限の情報の中にも含まれるくらいマックスウェルフードセンターは有名だったのですね。ただ何を食べたかは思い出せません。
「天天海南鶏飯」も目にはしましたが、大行列に恐れをなして違うものを食べたはず。
さて、今回行ってきた「天天海南鶏飯」。すごく美味しい上にフードコート(ホーカーセンター)なのですごく安いと聞いていましたが、実際もその通りで大満足でした。
MRTチャイナタウン駅からマックスウェルフードセンターの「天天海南鶏飯」へ
「マックスウェルフードセンター」の最寄り駅はMRTのチャイナタウン。
Chinatown なら漢字で「中華街」となりそうなものですが、実際は「牛车水」とつづる不思議な駅です。
さて、自分の行った3月初旬。日本人がシンガポールに入国するのは何の問題もなかった頃ですが、シンガポールは1ヶ月以上前に中国人観光客の入国を禁止していました。
それを反映するように、いつも人でごった返している中華街のメイン通りガラガラです。
今はもっと人が少ないんだろうな。
この通りが大通りに接する頃、否が応でも目に入る派手な寺院があります。
これがスリ・マリアマン寺院 (Sri Mariamman Temple)。

スリ・マリアマン寺院 (Sri Mariamman Temple)
1827年建立のヒンドゥー教の寺院でChinatownにインド寺院があることからもシンガポールが多文化国家であることが分かります。
さて、寺院の少し先にはマリーナ・ベイ・サンズの出来損ない?みたいなマンションも目に入ります。
通りをしばらく歩くと左側に黄緑の看板のマックスウェルフードセンターが見えてきました。
ビートルズの名作「アビイ・ロード」に「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」 (Maxwell’s Silver Hammer) という曲があります。
マックスウェルという名前からこの曲を思い出し、
“Bang! Bang! Maxwell’s silver hammer came down upon her head” トゥットゥットゥルルー
と頭の中でこの歌のサビを歌う間もなくすぐに着きました。Chinatown駅からはゆっくり歩いても10分。早足なら5分くらいの感じです。
なお、マリーナ・ベイ・サンズの出来損ない?のマンションを近くで撮影しました。

マリーナ・ベイ・サンズの出来損ない?のマンション
近くから見ても良く?出来ています。個人的に結構笑いのツボだったのですが、皆さんはどうでしょうか?
1 Kadayanallur St, #01-10/11 Maxwell Food Centre, シンガポール 069184
マックスウェルフードセンターの様子と「天天海南鶏飯」の外観、メニュー
さて、マックスウェルフードセンターですが100店舗くらいあるかなり大きなフードコート (シンガポールではホーカーセンターと言います)。
大きな列が3列ほど。こちらは中央の列。
時刻は17時半。やはり平時よりは全然人が少ないですが、ローカルにも人気のホーカーセンターなのでガラガラというほどでもありません。
天天は入り口から見て左の列にあります。
うわっ、並んでる。
2店舗並ぶ店舗には行列があります。さすが天天。しかし平時に比べれば大したことがありません。また海難鶏飯は作り置きな感じなので待ち時間はあまりありません。
野菜炒めもありますが、基本はチキンですね。

天天海南鶏飯のメニュー 1
チキンライスは 小 3.5 SGD、中が 5 SGD、大が 7.8 SGD。

天天海南鶏飯のメニュー2
実は夜にどうしても食べたいものがあったのでチキンライスは 小 3.5 SGD (265円) にしました。
なお、天天は少し離れたところにもありました。
またこちらも有名な阿仔海南鶏飯 (AH TAI Hainanese Chicken Rice)。
天天にいた方が喧嘩別れの末独立し、近くに!出店した店。阿仔も天天同様に美味しいという評判だそうですが一体どんな感じかな?機会があったら食べてみたいものです。
サトウキビジュースの店
少しマックスウェルフードセンター内をぶらついたら気になる店を発見。
ココナッツをくり抜いた生のココナッツジュースが店頭に見えますが、サトウキビジュースがも売っています。
ココナッツジュースは以前タイで飲んでイマイチだったのですが、サトウキビジュースはシンガポール在住のYouTuber「ジブリおじさん」が推奨していたのをふと思い出しました。
この竹みたいやつがサトウキビなんですね。このフレッシュジュースは飲んだことがない。
100% PUREとあります。思わず購入。2 SGD(150円)ほどでした。
天天海南鶏飯の海南鶏飯とサトウキビジュース
さて、サトウキビジュース片手に天天で海南鶏飯を購入。
図らずもサトウキビジュースと天天のお皿の色が同じ色です。

海南鶏飯S @天天海南鶏飯 マックスウェルフードセンター
まずはサトウキビジュースで喉を潤します。
うーん。なんだろうこの味。砂糖と言えば砂糖なんですが、ベタッとした感じはなくスッキリした飲み心地。病みつきになる美味しさとまではいきませんが、美味しいです。
そしてチキン。良い感じに表面にタレがついてます。テカテカしていますね。
うん。美味しいです。
柔らかジューシーな鶏肉。間違いのない美味しさです。ただなんと骨付きでした。
骨付きの海南鶏飯は初めてかも。ただ骨までしゃぶりつきたくなるというよりは少し邪魔な気もしました。
ライスは良店の常で鶏の出汁がしっかり染み込んでいてすごく美味しいです。
海南鶏飯は東京でもシンガポールでもタイでもその他の国でもたくさん食べていて、正直なところ大したことがないのも結構あり、美味しい店は少ないというのが持論なんですが、天天は間違いなく美味しい店に入ります。
今回のシンガポール旅行ではマリーナスクエアの「ウィーナムキー」同様に大当たりでした。
「天天海南鶏飯」の営業時間、感想、食べログ採点
【 マックスウェルフードセンター 天天海南鶏飯の営業時間 】
10:30~20:00
定休日 月曜日
【 マックスウェルフードセンター 天天海南鶏飯の感想 】
・安定の海南鶏飯。柔らかジューシーで良い感じのタレがついている。ご飯も鶏出汁しっかりで美味しい。ただ骨付きがここの特徴みたいだが、骨はなくても良いかな?とも思った。
・フードコート内は少し暑いけど天井に大きなファンが回っているのが南国らしい。
・海南鶏飯小が260円は素晴らしいコスパ。日本では考えられない。
・近くの店で買ったサトウキビジュースも美味しかった。
Tian Tian Hainanese Chicken Rice Maxwell Branch (東南アジア料理(その他) / ホランド・ビレッジ周辺)
昼総合点★★★☆☆ 3.6